世界ローマ字巡り!③スペイン:世にも奇妙なローマ字ジョーカー!!

スペイン

どうも、ぺのっぺです。

(への)/

3回目の今日は情熱の国、

スペインのローマ字

見て行きたいと思います。

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挨拶は、もしかしてHola・Holaですか〜?

さて、いきなりですが、

スペイン語のあいさつは

何でしょう?

といっても、

これも「チャオ」ほど

ではないにしろ、

結構有名ですよね。

そう、

¡ Hola !

です。

まず、「¡」に目が行きますね。

でもこれ、

「i(アイ)」ではないですよ。

実は「!」逆さ文字なんです。

スペイン語は世界で唯一、

「逆さ!?」を使う言語なんです。

感嘆文は「¡〜!」

疑問文は「¿〜?」

どちらも挟んで表記します。

なので、パッと見で

スペイン語だってわかるんですね。

さて、話を戻しまして、

「Hola」の発音ですが、

「ホラ」

でしょうか?

何だか、英語の「ハロー」

と似てますね。

でも実は違うんです。

サブタイトルのネタが

わかっている方は、

即答だったとは思いますが、

スペイン語はイタリア語同様、

「H」を読まないので

オラ!

なんです。

元ネタ知らない方、

すみません。m(_ _)m

¡¡ jajajajajaja !!の謎!

「スペイン語」は

インターネット使用言語の中で

中国語・英語に次ぐ

「第3位の言語」です。

なので、結構、

Youtubeのコメント欄などでも

見かけることが多いかと思います。

「!?」の逆さ文字があったら

間違いなくそれはスペイン語です。

さて、そんな

Youtubeのコメントですが、

jajajajaja

というコメントを見かけた方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

ジャジャジャジャじゃj

何じゃこりゃ?

ってなりますよね?

確かに、

「ジャジャジャジャじゃってなんじゃ?」

ってなります。

でも、実はこれ、

「ジャ」じゃないんですよ。

突然ですが、

スペイン語で「日本」のことを

何ていうか知ってますか?

はポン

といいます。

「は」はバッハの「は」です。

Japon

とつづります。

だから、

「ジャポン」じゃないんですね。

ということは?

そう、

「ja」「は」なんですよ。

だから、「jajajajajaj」

ははははははっは!!

「笑い声」だったわけですね(笑)

それにしても、

「J」「は」なんて、

とんだ「ジョーカー」ですよね。

ドイツ語の「j」「ヤ行」というのは、

まだ英語の発音記号と同じなので、

わからなくもなかったのですが、

「J」「は」とは驚きです。

これはもう「情熱」

覚えるしかありませんよね?

さて、それでは、

「ジャ行」の方は

何とつづるのでしょうか?

これでは「Hola・Hola」

元ネタの主人公の名前が

「ほほ(ほうたろう)」

なってしまいます。

奇妙過ぎますね…(汗)

まあ、スペイン語圏の

「ホセさん(José)」

英語圏の「ジョセフ」、

聖書の「ヨセフ」なので、

「JoJo」「ほほ」でも

致し方ありませんが…。

ニンニク風味のジャ行♪

でも、スペイン語圏の方にも

「ジョジョ」と読んでもらいたいですよね。

そこで、ジャ行を探る糸口として

「アヒージョ」

を見てみましょう!

「アヒージョ」とはスペイン語で

「ニンニク風味」という意味です。

スペイン料理はもちろん、

「ピザ」などにも

使われていますよね。

これのつづりがわかれば、

ジャ行が求まります。

というわけで、

早速つづりを見てみます。

ajillo

「aji」「アひ」ですね。

「j」はバッハの「は」なので、

イ段では「ひ」になります。

そのため、スペイン語の

「富士(fuji)」

「フひ」になってしまいます。

(不火?)

ここで少々余談ですが、

この「ひ」は

日本語の「ヒ」と同じ音です。

むしろ「hi」の方が違うんですね。

英語の「he」なんかもそうですが、

「ふ」が「H音」でないのと同じで、

「ひ」も「H音」ではないんです。

さて、話を戻しまして、

後半の「llo」

これが「ジョ」ですね。

「ll」がジャ行

これまた奇妙過ぎます。

「LloLlo」

何だかスタイリッシュですね。

少し直感には反しますが。

でも、ご安心を。

スペイン語にはもうひとつ

「ジャ行」があるんです。

それが、

「Y」

この一文字では「イ」の発音で

「&」の意味になりますが、

母音が付くと「ジャ行」になります。

例えば、

スペイン語で「私」のことを

「Yo」

と言います。

これで「ジョ」です。

なので、

「YoYo」

「ジョジョ」になります。

あっ、でも、これでは

「オレオレ」になっちゃいますね(笑)

というより「ヨーヨー」?

そんなVACAな!!

「vaca」

さて、何て読むでしょう?

ヴあクァ

でしょうか?

んなバカな…

いや、でも実はこれで

ホント

「バカ」

なんです。

不躾に何を言い出すのか、

なんて言わないで下さい。

これ

「雌牛」

の意味なんですから。

また、「アホ(ajo)」

「ニンニク」の意味なので、

スペインはそのことからよく

「アホとバカの国」と称されます。

別にバカにしているわけでは

ありませんよ。

「ニンニクと雌牛の国」

と言っているだけなのですから。

ちなみに、

「雄牛」は「トロ」なので、

「雄牛と雌牛」は…

「toro y vaca(トロいバカ)」

になっちゃいます…(汗)

ともかく、

「V」「B」と同じなんですね。

ニッポンを正確につづれるスペインの「ñ」

「V」「J」も何だか奇妙な

スペイン語のローマ字ですが、

何と

「ニッポン」を正確につづれる

数少ないローマ字

でもあるんですよ。

普通、「ニッポン」は

Nippon

ですよね。

でも、英語の細かな発音指導などで

経験のある方もいるかもしれませんが、

英語の「ニード」の「ニ」と

日本語の「に」は別物なんです。

そりゃ、母音が違うから。

確かにそうですが、

でも、実は、

「子音が違うから」なんです。

先ほど、

「ひ」の発音も

スペイン語の「ひ」の方が

日本語と同じだとお話しましたが、

「に」も実はそうなんです。

日本語の「に」

厳密には「NI」ではないんです。

「ÑI」

なんです。

よく「エルニーニョ現象」

などに使われる「ニャ行」

スペイン語ではこの「ñ」

使って表します。

これが日本語の「に」

同じ音なんですね。

ちなみに、

エル・ニーニョ(El Niño)の

「ニ」「NI」

でも、ハ行はバッハの「は」なので、

「ニホン」は表せません。

Ñihon

「にオン」

となってしまうからです。

まあ、「にほン」で表すもの

手ですけどね。

Ñijon

でも、「にッポン」なら

何とかつづれます。

Ñippon

すみません、

促音はイタリア語と違って

スペイン語にはないんでした。

なのでこれでは

「にポン」になってしまいます…

さすがは情熱の国ですね(汗)

ちなみに、

「ジャパン」の方は2通り可能です。

Llapan&Yapan

スペインのローマ字

まとめ

¡¿〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?

「H」はサイレントで読まない!

「J」がバッハで「V」も「バ行」

「Y」と「LL」奇妙な「ジャ行」

以上、情熱の国、

スペインのローマ字でした。

といっても、スペイン語圏は

20以上の国と地域なので、

スペインだけじゃないんですけどね。

また、「Y」「LL」

「ジャ行」ですが、

正確には、

ヤ行とジャ行の中間の発音なんです。

そのため、「Y」

ヤ行かジャ行のどちらかで

カタカナ表記されます。

何とも奇妙なジャ行ですよね。

というわけで、今日はこの辺で。

それでは、(への)/

¡¡ Hasta la vista !!

 (アスタ ラ ビスタ)

<Fin>(フィン)

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