どうも、ぺねっこニャ。
(ΦωΦ)/
今日は
「ヒエログリフでいろんな
猫を描いてみる(ΦωΦ)♪」
の番外編として、
ヒエログリフで「黒猫」を
描いてみたいと思うニャ!
でも、前回の内容を
前提としてるから、
まだの人はこちらで
「猫」を描いてみるニャよ。
(ΦωΦ)♪
それでは行くニャ〜。(ΦωΦ)♪
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🐾ヒエログリフで「黒」を表す♪
まずは、「黒」ニャ。(ΦωΦ)
「象形文字」である
ヒエログリフには、漢字同様、
「色を表す文字」があったニャ。
でも、
「色」というやつは、
「象形文字」では
直接表現できない
厄介なしろものニャ。(ΦωΦ)
「色」に関する漢字を見ても、
「赤」は「火の色」、
「黒」は「焦げた色」、
「白」は「頭蓋骨の色」
といった具合に、
「間接的」に表してるニャ〜。
ニャから、ヒエログリフの「黒」も
少し「ひねり」を加えてあるだニャ。
それが、
「ワニの革(の色)」ニャ。
でも、これだけで
使われることはなく、
後ろに「送り仮名」
のようなものを付けて、
使われてたニャ。(ΦωΦ)
これで「ケム(KMm)」
と「学者読み」で読むニャ。
「m」は送り仮名みたいな
ヒエログリフ、いわば、
「送りグリフ」ニャ。
前回の「ミIW犭」や
「ミYT犭」の「I」や「Y」も、
実は「ミー(MI・MY)」の
「送りグリフ」だったから、
「ミイイウ:ミィィト」ではなく、
「ミイウ:ミィト」と、
重ねずに読んだんだニャ。(ΦωΦ)
もちろん、仮名転写には、
アルファベット転写と違い、
結構バラつきがあるから、
「I」に「イ」、「Y」に「ィ」は
あくまで文字ブ流の転写だニャ。
(ΦωΦ)
ニャにはともあれ、
「送りグリフ」を
「小文字」で転写すると、
「MIiW犭」と「MYyT犭」になるニャ。
ただ、この「ワニ革」は
発音表記に使うヒエログリフなので、
「黒」とは関係ないと解釈するのが
一応のセオリーになってるニャ。
でも、「K・M」ではなく、
わざわざ「KMm」とつづるのは
不自然ニャから、
やはり、両者には、
ニャにかしらの「つながり」
があったと捉えるべきニャ〜。
(ΦωΦ)
ニャにより、この送りグリフは
漢字に振られる仮名と似てるニャ。
それに、「KM」の方は
単語を表すヒエログリフのようにも
見えるニャ〜。
実際、
「赤」を表す「デシェル」は
「フラミンゴ」
「緑」を表す「ワジュ」は
「パピルスの茎」
というふうに、
表している「色」と関連のある
ヒエログリフが使われてるニャ!
(ΦωΦ)
といっても、
「白」を表す「ヘジュ」は、
単なる「こん棒」なんだけどニャ…(ΦωΦ)
ともかく、
「ワニの革の色」が「黒」というのは
ニャんとなくイメージが合致するニャよね?
まあ、「緑」にも
取れなくはないけどニャ…。(ΦωΦ)
さて、そんな「黒」ニャけど、
実はこの「黒」、
「エジプトそのもの」
でもあるだニャよ!
ヒエログリフで「エジプト」は
黒い土地「ケメト」と言うニャ。
KMmT町(ケメト)
「赤い」のは
「国」や「町」を意味する
「部首グリフ」ニャ。
アフリカの国名には
「黒」に関するものが多いけど…、
「古代エジプト」も
まさにそれだったんだニャ!(ΦωΦ)
ただ、意味合いとしては
ナイル川のもたらす
肥沃な「黒い土」ニャから、
ニュアンスが若干
イメージと違うけどニャ〜…。
🐾ヒエログリフで「黒猫」を表す♪
さて、「黒」がわかった所で、
早速、「黒猫」をつづって
しまおうニャ♪(ΦωΦ)
「黒」「猫」
KMm MIiW犭(ケム・ミイウ)
「犭」を付けてみたけど、
「黒猫」は「猫」の派生ニャから、
これでは少し分かりづらいニャよね?
ここはやはり「猫グリフ」ニャ!
KMm MIiW猫(ケム・ミイウ)
いい感じニャ♪(ΦωΦ)
でも、つづっといてニャんだけど、
実はコレ、古代エジプト語的には、
おかしいんだニャ。
フランス語や
イタリア語・スペイン語を
やったことのある人なら
知ってるかも知れないけど…、
世界には、
形容詞が名詞の後ろに
来る言語があるだニャ。
古代エジプト語も、そのひとつ!
(ΦωΦ)
ニャので、順番前後して、
MIiW猫 KMm(ミイウ・ケム)
と、つづらなければ
ならないんだニャ。(ΦωΦ)
まさに、「シャ・ノワール」ニャ。
(ΦωΦ)
というわけで、
早速「シャ・ノワール」の方も
つづってみたニャ♪
ChaT猫 NOIRr(シャ・ノワール)
フランス語ニャので、
送りグリフを「r」にしてるニャ。
同じ要領で、
英語の「ブラック・キャット」は
BLACKk CaT猫(ブラック・キャット)
「送りグリフ」を「k」
にすると表せるニャ♪
ただ、英語とフランス語だと
形容詞の位置が違うニャ。
どうやら「黒」が付いたことで
おしゃべりネコ(チャット・シャ)は
ひとまず解散のようだニャ。(ΦωΦ)
まあ、2つ続けて
「ブラック・キャット・シャ・ノワール」
としても面白そうニャんだけど…。
BlACKk (CaT /ChaT)猫 NOIRr
(ブラック・キャット・シャ・ノワール)
🐾ヒエログリフで「黒猫♀」を表す♪
さて、次に
「黒猫♀」をつづってみるニャ♪
(ΦωΦ)
まず、「猫♀」は「ミィト」だったニャ?
ということは…、
「ミィト・ケム」?
MYyT猫 KMm(ミィト・ケム)
いやいや、そんなカンタンな
わけないニャ!
これまた、フランス語や
イタリア語・スペイン語を
知ってる人ならわかると思うけど…、
世界には、
名詞・形容詞に
男女の区別のある言語
があるだニャ!(ΦωΦ)
古代エジプト語も、そのひとつ!
といっても、
この「ミィト」は
すでに「女性形」だけどニャ。
そう、「T」が「♀」を表してるニャ。
そして、形容詞も、
「T」を付けるだけで
「女性形」にすることが
出来るんだニャ。
「ケム」に「T」を付けて
「ケメト」。
これが、「ケムの女性形」ニャ!(ΦωΦ)
ん?ニャんだか見た形だニャ?
そう、「エジプト」ニャ。(ΦωΦ)
黒い土地「ケメト」と
「同じ読み」になるんだニャ。
といっても、
「部首グリフ」が違うし…、
「読み」が同じになるのは、
あくまで「学者読み」のときだけニャ。
当時は「違う読み」で
読み分けていたかも知れないニャよ。
それでも、部首グリフ以外は
「同じつづり」になるから、
「関連語彙」ニャのは間違いないニャ!
(ΦωΦ)
さて、話を「黒猫」に戻して、
MYyT猫 KMmT(ミィト・ケメト)
これが、「黒猫♀」になるニャ1
「T」で「韻」を踏んでるから、
ニャんだか言いやすいニャよね。(ΦωΦ)
🐾日本語の「黒猫」を表す♪
さて、今度は日本語の
「黒猫」をつづってみるニャ♪
(ΦωΦ)
といっても、
「シャノワール」の要領で
KRr NK猫(クロネコ)
とカンタンにつづれるニャ♪
もちろん、
「ローマ字風」でもいいけど、
「古代エジプト風」の方が、
「ノワール」と
「送りグリフ」が同じになる上、
「短い」のでオススメニャよ。(ΦωΦ)
また、「絵文字風」に
猫-黒
としても、いいニャ♪
「レイアウト」の関係で
「ケム」を後ろに付けたけど、
これで「黒猫」ニャ。
でも、いっそのこと、
「猫グリフ」を「黒」で塗って、
猫
とした方が、フルカラーの
ヒエログリフっぽいニャよ。(ΦωΦ)♪
🐾魔女宅の「ジジ」を表す♪
それでは、最後に、
ペットのジジ…
いニャいニャ、
魔女宅の「ジジ」を
つづってみるニャ♪
「ジジ」ニャので、
「Z」でもいいけど、
ここは「J」で「ジジ」と…。
JEJE 猫黒(ジェジェ)
ニャ!?これでは、
「じぇじぇ!?」ニャ。(ΦwΦ)
そうだったニャ。
「ローマ字風」では
「I」は「E」に
当てられるんだったニャ。
ニャので、「E」を「Y」にして
JIJI 猫黒(ジジ)
これニャら、
「Y」が「I」に当てられてるから、
「ジジ」と読めるニャ。(ΦωΦ)
もちろん、「省略形」もありニャ。
JJ 猫黒(ジジ)
また、「古代エジプト風」
でもいいニャよ。(ΦωΦ)
ただ、蛇の下のスペースが
気になるニャ。
そこで、「蛇」を
「重ね書き」して
スペースを削減ニャ!
ヒエログリフには、
「重ね書き」できるものも
結構あるんだニャ。
J2 猫黒(ジジ)
ダメニャ…。
下に「空白」が
残っちゃったニャ。(ΦωΦ)
こうやって、
「重ね書き」できるのは、
ヒエログリフの面白いところ
なんだけどニャ〜(ΦωΦ)
やはり、ここは猫グリフを
「黒」で塗って、
JIJI 猫(ジジ)
とした方がしっくり来るニャ。
(ΦωΦ)
それに、これなら、
右上に「タマゴ」を付けるだけで
「♀」を表せるニャ!
ニャによりこの方法なら、
「三毛」や「虎」など
といった「猫たち」だって、
「模様」を塗り分ければ、
表せちゃうニャ。(ΦωΦ)
猫一匹一匹に応じた
「オーダーメイド」に
してしまうことだって可能ニャ!
(いわば、「固有グリフ」)
ただ、日本ねこ独特の
「ボブテール(短いしっぽ)」だけは,
「猫グリフ」だと再現できないニャ。
「リビアヤマネコ」は結構
しっぽが長いんだニャ〜。
わかりづらいとは思うけど、
「しっぽ」が「後ろ脚」に
巻いてるニャ。
〜
以上、猫番外編だったニャ。
というわけで、今日はこの辺でニャ。
それでは、またニャ〜。(ΦωΦ)🐾
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