*この記事は
旧サイト「文字部スクリプタ」
からの移転&リニューアル記事
になります。
どうも、ぺのっぺです。
(への)/
今日は「②言語(並び順)」
について見て行きましょう!
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言語(並び順)
あなたは日本語? それとも英語? それとも…!?
「言語」と言っても
難しく考える必要はありません。
日本語か英語か
それ以外の言語か異世界語か…、
ともかく、
「どの言葉がメインの文字なのか?」
を決めるだけです。
なので、好きなものを選択して
作って行けばいいだけです。
各メリット・デメリット
ただ、それぞれ
メリット・デメリットがあるので、
ここでは、そのことについて
少し見て行きたいと思います。
<日本語のメリット>
・様々な文例を容易に用意できる!
(新聞から文学まで様々!)
・五十音図はローマ字作りにも応用可能!
<日本語のデメリット>
・英語には非対応!
・46仮名
+濁点・半濁点・「ー」の
49種は揃えるのが難しい!*1
<英語のメリット>
・日本語ほどではないが
正しい文例を用意できる!
・26文字のアルファベットは
日本語にも対応可能!
(独仏伊はもちろん、
多くの言語が守備範囲に入る!)*2
<英語のデメリット>
・グローバルだが
オリジナリティーに乏しい!
正しい文例というのは
意外と大事です。
間違った英文では
せっかくの創作文字が
台無しになります。(への;)
<その他の言語のメリット>
・オリジナリティー!
の一言に尽きる(への;)
<その他の言語のデメリット>
・異世界語を作る手間は
裏ワザなしでは相当大変!
(英語以外の外国語を習得するのも同様!)
・裏ワザなしでは
読める人がまずいない(への;)
(英語以外の外国語が読める人も少ない)
裏ワザといっても
既存の言語の綴り(スペル)を
規則的にいじるだけですが、
これはかなり効果的です。
世界一簡単な言語でも、
新しく学習するとなったら
大変ですが、
日本語や英語を
規則的に変えただけの綴りなら、
他の人でも容易に習得できます。
何より辞書を作る必要がありません。
規則を一つ作ってしまえば、
あとは規則的に変換すればいいので
超カンタンです。(への)
たったそれだけで
別言語の趣を持たせることが
出来てしまいます。
「ラピュタ文字」は実は文字じゃない!?
文字は「読めてこそ」です。
秘密の暗号でも、
本人には読めます。
これが文字の文字たる所以です。
そうでないと、
文字にも暗号にもなりません。
「読めない」のでは、
それはただの「模様(飾り)」と
同じです。
例えば、有名なラピュタ文字が
これに当たります。
ラピュタ文字とは
天空の城ラピュタに登場する
古代文字。
その容貌から
アケメネス朝ペルシアの
楔形文字をモデルにした
文字だとわかります。
しかしこれ、
綺麗なのに読めないんです。
せっかくラピュタ語まで作ってあるのに
単語一つ表記されていません。
これでは非常にもったいないですよね。
ラピュタ語なので、
碑文全部が読める必要はありませんけど、
「ウル」や「トエル」ぐらいは
表記して欲しかったと思います。
(いっそのこと「バルス!!」)
また、ランダムな発音を表している
という線も考えられますけど、
その場合はよくて「発音記号」です。
さすがに模様ではありませんが、
固有名詞なしに発音特定するのは
非常に困難なので、
実質、模様みたいなものです。
発音さえ特定できれば、
固有名詞以外できていなくても、
日本語や英語表記に転用できたので、
そういう意味でも、
固有名詞の表記ぐらいは
欲しかったところです。
何より「固有名詞」などを
織り混ぜるだけで
文字の「リアリティ」が
大幅に増しますからね。
以上の理由から、
「ラピュタ文字」は
「文字の形」はしていても
単語一つ「読めない」ので、
「模様」と同じなんです。
「表意文字」
という線も考えられますけど、
それでは、なおさら解読不能です。
(絵文字ならまだしも…;;)
このように、
「文字」というのは
「読めてこそ」なんです。
また、「読める」というのは
「発音」に直せることではなく、
「言語」に翻訳できることを言います。
ですので、
何らかの「言語」を表記しない限り、
「文字」とは言えないんです。
そのため、ムスカでもない限り、
ラピュタ文字が
とはなりません。(への;)
〜
それでも、もし
「解読できた!」
という方がいらっしゃったら
是非教えて下さい。
ちなみに、文字について
文句を言っておりますが、
私は結構ラピュタ好きですよ。
特にムスカは面白いですよね♪
(への)
*こちらの記事の方で
自作のラピュタ文字フォントを
無料配布しているので、
よろしかったらどうぞ♪↓↓
読ませたい派VS隠したい派
以下、作った文字を
「読ませたい派と隠したい派」
それぞれ宣伝風に作ってみました♪
(への)
みなさんは、どっち派ですか?
ちなみに私は両方です(笑)
読める! 読めるぞ!!
「自作文字をムスカに
解読してもらいたい!」
という、そこのあなた!
読んでもらいたいのなら、
わかりやすくなくては行けません!
書字方向も含めて、
オーソドックスに
「英語で作る」のが
断然オススメ!!
英語なら世界中のムスカに
3分間で読んでもらえる上、
たったの26文字だから、
40秒で仕上がります!!
もちろん、英語だからといって
26文字のアルファベットに
固執する必要はありません。
日本語用文字をローマ字から作るように、
英語も二重子音の表記を加えるなどすると
一層面白いかと思います。(への)
秘密の暗号〜 森へのパスワード〜
さて、
「秘密の暗号で
日記を付けてみたい!」
という、そこの君!
そういう君は
解読されないように
色々工夫を凝らさなくちゃ行けないぜ!
でも、工夫って言ったって
何をしていいか、わからないよな!?
そこでオススメなのが、この方法だ!!
「英語を日本語発音で読んで
ローマ字にする!」
たったこれだけだ!
これでさらに書字方向が
マイナーなものだったら、
誰にも読まれることはない!
だから、パスワードにも応用可能だぜ!
あともうひとつのオススメはコレだ!
「ちょうちょ」を「てふてふ」と
旧仮名で書いてローマ字に直す方法!
「tehu」でも「tefu」でもOKだ!
好きな方を選んで直せばいい!
是非試してみろ!!
P.S.
*1
英語も「小文字」を含めると52文字、
「!?&@」なども足すと56文字。
これに「筆記体」や
「飾り文字体」まで作ろうとしたら、
52×4+4=212文字。
一方、仮名も
「カタカナ」まで作ろうとすると、
現代仮名で
46×2+3=95文字、
「旧仮名」も含めると
+4で99文字。
「ッ」を別文字としたなら、
+2で101文字。
「ァィゥェォャュョ」も加えると
+16で計117文字。
やはり、創作文字において
「文字の数」は非常に重要になって来ます。
自分が作りたい文字は
どれくらいの字種が必要なのか?
何かの組み合わせに当てるにしても
チェックしておいた方が、
作りやすいですね。(への)
*2
英語用の文字が作れると、
大抵の言語は
マイナーチェンジするだけで
表記可能になります。(への)
スペイン語の「á アクセント」や
ドイツ語の「ä ウムラウト」、
フランス語の「ç セディーユ」
などがそうです。
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