どうも、ペのっぺです。
(への)/
今回からは何回かに分けて
「世界ローマ字巡り!」を
して行きたいと思います。
↓↓ちなみに第0回目はこちら♪
さて、一回目の今日は、
ローマ字発祥の地「イタリア」から、
ローマ字の現在を見て行くとしましょう!
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チャオ♪ アルファベート イタリアーノ!!
さて、「イタリア」といったら
「チャオ」ですよね。
イタリア語を知らない人でも、
「チャオ」を知らない人は
まずいないでしょう。
その発音の
「しやすさ」「短さ」「気軽さ」から
他の言語にも浸透しています。
出会い際の「やあ♪」
別れ際の「ごきげんよう♪」
イタリアのあいさつは
「チャオ♪」にはじまり、
「チャオ♪」に終わります。
そこで、今日は
そんな「チャオ♪」を例に、
イタリアのローマ字を
見て行きたいと思います♪
「チャオ」はどうつづる?
さて、いきなりですが、
「チャオ」は
どうつづるんでしょうか?
発音はカンタンですけど、
スペルは意外と
知られてませんよね。(への;)
とりあえず、
ローマ字でつづってみます。
「Tyao」
ローマ字でつづると
こうなりますね。
でも、何だか違和感があります。
では、古代ローマ字ではどうでしょう?
「TIAO」
「ティアオ」
そうでした。
古代ローマにはそもそも
「チャ行」がなかったのでした。
(への;)
では、どうつづるのか?
駅名でお馴染みの
「ヘボン式」でつづってみます。
「Chao」
「C」があるので、
何だかイタリアっぽくなりました。
でも、まだまだ
イタリアンではありません。
雑誌などで見かけるつづりと
どこか違う気がします。
というより、これ
チャオちゃうんちゃう?(笑)
そう、まるで
ピザとピッツァの違いのような…
これはもう、
「CH」がピザの耳のように
太いから行けないんでしょう。
「Cao」
ん?結構近くなりました。
でも、これじゃ
「カオ」ですね。(への;)
イタリア語にももちろん、
「カ行」はあります。
「コメヴァ?(元気?)」なんて
「Come va?*」ですから。
*「カム」じゃないよ
ちょっと、古代ローマ字に
「ヤ行」を混ぜてみましょう!
「Ciao」
「キャオ」?
でも、これが雑誌で見かけた
つづりのような気がします。
というより、実は、
これが正解なんです。(への;)
これで、
「チャオ」
と読むんです。
そう、イタリア語では
「チャ行」は「Ci(チ)」
なんですね。
スリムなピッツァです。
では、「キャ行」は
どうなんでしょう?
イタリア語にも
「キャ行」はあります。
日本語の「柿」が「Cachi」と
つづられているのを見たことが…
もう答えを言っちゃいましたね。(への;)
そう、「キャ行」は「Chi(キ)」なんです。
だから、ローマ字でタイピングすると、
そっくり入れ替わっちゃんですよね。
(への;)
まるで双子です。
他にも、
「チェ」は「Ce」
「ケ」は「Che」です。
「イ段」と「エ段」で
入れ替わるんですね、この双子。
何だか古文の上一段とか
下一段とかを思い出しますね。
(への;)
とりあえず、「カ行」は、
古代ローマ字
+入れ替わりチャオブラザーズ
で覚えられます。
あとはせいぜい、
「Q」が「クァ行」である点ぐらいです。
「アックァ(水)」なんかがそうです。
では、他の行、
例えば「サ行」などはどうでしょうか?
「ドレミファソラシド」
本家イタリア語では
「Do Re Mi Fa So La Si Do」
音階の「シ」は「Si」みたいですね。
でもこれは英語でお馴染みの
「スィ」なので、
あくまで「サ行」です。
では「シャ行」はどうでしょう?
「Sha」でしょうか?
いやいや実は、
「Scia」
なんです。
何だか「チャ行」と違って
太ってますね。
シャープな音のはずが…
もう「S#ia」と
表したいぐらいです。
何はともあれ
「シャ行」は「S+チャ行」
で表すんですね。
どうやら、イタリア語は
古代ローマから西暦を経て
「ヤ行(ヤユヨ段)」が
ヘボン式以上に
変わっちゃったみたいです。
まあ、古代ローマにはヤ行自体
「ヤユヨ」しかなかったわけですが…
他にも
「ジャ」は「Gia」
「ギャ」は「Ghia」
「ニャ」は「Gna」
「リャ」は「Glia」です。
(「Gla」でなく「Glia」)
「ジャ」は正確には
「ヂャ」なので、
「C・Ch」と「G・Gh」は
キレイに日本語と対応します。
「ヂャッポーネ(日本)」は
「Giappone」
「スパゲッティ」は
「Spaghetti」
また、「ボローニャ」は
「Bologna」ですし、
「ファミッリャ(家族)」は
「Famiglia」です。
このように、ヤ行系統は
かなり変わっているんですね。
でも、+アルファとして
「イ段とエ段」も
結構変わっているんです。
そして、肝心の
ヤ行本体はというと…
「ia iu io」
(ローマのVがUに!)
になります。
でも、正確には、
「イア イウ イオ」なので、
「ヤ行」じゃないんです。
確かに、古代ローマでは
「ヤ行」も兼ねていまいたが、
西暦を経てなくなりました。
正確には、
「ヂャ行」に
なっちゃったんです。(への;)
そして、
「ワ行」も「ヴァ行」となり
消失しました。
「W」はあるにはありますが、
外来語表記にしか使いません。
「U」はあるんですけどね。(への;)
そのため、
「ワ行」は「ウァ行」として
表すしかありません。
「Ua」
また、
「長音」は相変わらず
表記されません。
以上、元祖ローマ字の現在でした。
m(_ _)m
どうやら長い歴史の中で、
だいぶ様変わりをしたようです。
(への;)
何より「小文字」が
加わりましたからね。
(文字数が倍に!)
でも、実は、
イタリア語の方が英語より
アルファベットが少ないんですよ。
「W」が外来語表記用だと申しましたが、
他にも「K」「J」「Y」もそうなんです。
さらに「X」も、固有名詞や
省略記号などにしか使われないので
英語より「5文字」は少ないんです。
(小文字21文字!)
ただ、「小文字」に加え、
「アクセント記号」があるので、
フォントとして見たときは
英語より多くなります。
スタッカートなイタリア文字♪
この他にも
「ッ(促音)」や
「ン(撥音)」や
「長音」があるのが、
イタリア語の面白いところです。
古代ローマには
「長音」はありましたが、
残り2つはありませんでした。
でも、何だかスタッカートな
イタリアらしいですよね。
(への)
ピッッツァと跳ねて
マンンマとしゃがみ、
ミーーアと走る♪
まるでスーパーマリオです。( M )
そういえば、
「ピッツァ」と「マンマ・ミーア」、
この2つもよく知られてますよね。
(への)
「Pizza」・「Mamma・mia」
ただ、表記は少し複雑ですね。
(への;)
「Z」は「ザ行」なんですけど、
この場合は「ッツァ行」になるんですね。
ちなみに「ッ」のない「ツァ行」は
「ザ行」の方言としてしかありません。
「ン」は「mm」が多いですね。
「nn」は少ない気がします。
ただ、語末には使えません。
あとは、
「ハ行」がありません。
「ホテル」は「オテル」で、
「H」をつづるにはつづりますが、
読まないんです。
「Hotel」
また、「ッ」も例外が多く、
「アックア(水)」は「Acqua」と
必ずしも、字を重ねないんですね。
(「qq」もあるにはありますが)
何より読むテンポは、
イタリア語の方が速いですしね。
長音もやや短めです。
(ローマはロ-マぐらいのイメージ)
まとめ
チャオ♪ 双子!!
スパゲッティと カキ食えば
#なシャ行で マンマ・ミーア!!
ピザがピッツァだ マンマ・ミーア♪
と覚えるといいと思います。
(への)
以上、イタリア風ローマ字でした。
それでは、(への)/ Ciao♪
<Fine>(フィーネ)
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