どうも、ぺのっぺです。
(への)/
前回・前々回と
「0の話」をして参りました。
「0の話なんて
文字と関係ない」
と思われた方も、
いらっしゃったかと思います。
でも、ゼロのデザインを考える上で、
これは避けては通れないんです。
ゼロが3種類あるというのを
知っているのと知らないのとでは…、
デザインの方向性が
まるで変わってきます。
そもそも、
3種類に分けてデザインする
という発想自体、
生まれませんからね。(への;)
そこで、今日は、
3種類のゼロのデザインの方向性
について考えて行きたいと思います。
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無のゼロをデザインする!
まず、「無のゼロ」の
デザインコンセプトは、
存在しないものに
形を与える
ですね。
「無のゼロ」と聞くと、
どうしても、「0次元」と掛けて
「・」ひとつで表したくなります。
でも、
存在しないのだから
実は何でもあり
なわけなんですよね。(への;)
実際、私達が使っている「0」は
「・」じゃありません。
(アラブの「0」は「・」ですが…)
なので、他にも「✗」や「●」
なんていうのもアリかもしれません。
どちらも「空位のゼロ」を
「○」でデザインすれば、
セットで作れますからね。(への)
ただ、「✗」の方は、
ローマ数字の「X」と
被ってしまうかもしれませんね。
(への;)
空位のゼロをデザインする!
「空位のゼロ」の
デザインコンセプトは
空っぽを表現する
です。
なので「空白・スペース」と掛けて
「◇」や「□」なんてするのもありです。
丸めのデザインに
囚われる必要はありません。
実際、お寿司屋さんで見かける
「〇」は、一説によると、
算木(和算の計算具)の「□」
からデザインされたそうですからね。
それと、「ゼロ」の語源が
シューニャ(空)
→ゼロ
なので、
「空位のゼロ」を中心にデザインする
といいかもしれません。
また、アラビア数字のゼロは
「無のゼロ」と「空位のゼロ」の
両方を兼ねているので、
「空位のゼロ」は「無のゼロ」と
対になるようにデザインにすると
いいと思います。
よくアラビア数字は
「筆算ができる数字」
と言われますが、
それは、
「無のゼロ」と「空位のゼロ」が
一体となってるからです。
もし、どちらかしかなかったら、
筆算は出来ませんからね。
(への;)
ただ、
計算に使う数字として
デザインする場合は、
書き分けが面倒なので、
「無のゼロ」と「空位のゼロ」は
同じデザインにした方が
いいかもしれません。
でも、「シューニャ」からは、
「暗号」を意味する
「サイファー(cipher・chypher)」
も派生しているので、
いっそのこと、
暗号風味の別デザインに仕立てる
なんていうのもアリだと思いますよ。
(への♪)
基準のゼロをデザインする!
「基準のゼロ」の
デザインコンセプトは
基準を形にする
です。
「基準のゼロ」は
「数字」というよりは、
「基準」としてデザイン
した方がいいでしょう。
そう考えると、
「原点O」は
かなり完成されています。
「円」は確かに
「基準の図形」ですからね。
さて、「原点O」以外
のデザインとなると…、
「+」や「*」などが
まず考えられます。
または「◎」や、
「○」に「+」の「ケルト十字」
などを「基準のゼロ」に
仕立てるのもありです。
でも、いっそのこと、
これに「・」を当てるのも
手でしょう。
「◆」や「■」なんていうのも、
ありかもしれません。
ちなみに起源ですが、
デカルトの「直交座標」にあります。
有名な
「コギト エルゴ スム」
の人ですね。(への)
なので、
「われ思うゆえにゼロあり」
(コギト エルゴ ニヒル エスト)
と、「セリフ」でデザインするのも
いいかもしれません。
何だか少しカッコイイですね。
確かに、人が「思考」しない限り、
「ゼロの概念」はありえませんからね。
でも、「ニヒル」は「無」なので、
あくまで考えている「我」の方が
「基準のゼロ」ですね。
もしかしたら、いっそ
「I」みたいなデザインにするのも、
斬新でいいかもしれませんね。
(への)
+α:順番のゼロで遊んでみる♪
あとは「順番のゼロ」です。
これは「0番目」の意味なので、
「無」や「空位」のゼロよりは
「基準のゼロ」を当てた方が
いいかもしれません。
または、「十二支」と掛けて、
ネズミの前のネコを「0」とする
というのも面白いと思います。
(本当は13番目ですが…)
さて、そんな「順番のゼロ」ですが、
少々遊んでみたいと思います。
というのも、
「順番のゼロ」は、
「数字」というよりは、
「言葉」としてデザインした方が
面白いので。(への♪)
「0th 0st 0nd 0rd」
というわけで、早速、
英語の「順序数詞」にしてみました。
「1st 2nd 3rd 4th」です。
さて、どう読むでしょう?
別に正解は無いので、
お好きな読み方を
考えてみて下さい。(への)
0th=birth or death oath
0st= first or last ghost
始まりと終わり。
零に始まり零に終わる。
今気付きましたが、後半部分、
「死の誓い」と「最後の幽霊」
になってますね。(への;)
0nd=end
0rd=word
この2つで終わりの言葉。
「さよなら」なんていうのも
洒落ているかもしれません。
まとめ
無・空・心・零
(その他:无・旡・丸・円・圓など)
「3種類+順番のゼロ」に
漢字を当てるとこうですね。
(への)
「基準のゼロ」は中心の
「心」ですが…、これは、
「丸」でもいいかもしれません。
あとは、
色分けでデザインするのも
アリかもしれません。
「5つ」あれば
丁度オリンピックです。
○○○○○
「色」を当てるとすれば、
「黒」以外の4つですね。
字形は同じで色で区別する
なんていうのも手かもしれません。
というわけで、今日はこの辺で。
それでは、また次回、
お会いしましょう!(への)/
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