どうも、ぺのっぺです。
(への)♪
さて、前回、漢字の壁破壊について
軽音部文字を例にやりました。
そこで、今回はギターと
メンフクロウ(ヒエログリフ)を例に、
「創作文字の幅」を
広げて行きたいと思います。
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ギター文字10個の作り方♪
今回は創作文字の
可能性を広げるため、
「文字に準じるもの」も
あえて含めることにします。
これを含めると文字には
「10個の作り方」が考えられます。
①実物
いきなり実物を持って来て
「これはギターではない。
ギターを表す文字だ!!」
なんて言いはると、
もはや現代アートですよね(笑)
でも、
文字の主体者は
あくまで「使用者」なので、
実物を文字のように
使うことは出来るんです。
ただし、この場合は
厳密には文字ではありません。
文字との違いは、
a「物なので
移動できてしまうこと」
b「移動によって
記録できないこと」
の2つです。
でも、黒板に書かれた文字も
すぐ消されてしまうので、
あまり変わらないと思います。
(への)
②ミニチュア・アクセサリー
ただ、実物だと、
サイズがバラバラで、
使えるものに限りがあります。
そこで、
「粘土」や「紙粘土」で
サイズを均等に作るのが
手として考えられます。
いっそのこと、
「3Dプリンター」で
作ってしまうのも手でしょう。
カラーでも単色でもOKです。
また、立体が難しい場合は、
ギターの絵やギターを表した
「模様」などを「粘土片」や
「コイン」に彫るのもありです。
実際、文字の前身は
そういうものでした。
詳しくはいづれ、
考古学部で扱いたいと思います。
③折り紙
「これぞメイドイン日本!!」
ということで、
「折り紙」でギターを
作ってみるのも手ですね。
(への)
ネットで探したら、
折り方はわかりませんが、
一応あるみたいです。
折り紙なら軽いですし、
量産も出来ますからね。
セロハンで貼り付ければ、
ちゃんと記録も出来ます。
④シール
また、貼り付けるなら、
「シール」というのも手ですね。
ギターシールなら
「♪シール」と
一緒に売られているので、
自作しなくても、市販のもので
間に合いますからね。(への)
⑤カンタンなループ動画やアニメーション
文字が動く
これは「命」が宿るようで
いいですよね。(への)
特にギターなら
「音」を鳴らすのもありです。
(実物でも絵でも)
アニメにして
「♪」を出させるのも
面白いと思います。
また、普段静止画で触れると動き出す
「ライブフォト」のようにするのも手です。
でも、よくよく考えたら、
既存の絵文字の中にも
動くタイプのものも
結構ありますね。(への)
⑥写真
「ギター文字」と聞くと、
どうしても「絵文字」に
したくなりますが、
ここは現代らしく
「写真」で行くのも手です。
絵心のある人は
デッサンで鳴らすのも手ですが、
絵に比べて写真でしか
出せないものも多分にあります。
例えばこちら↓↓
この「ねこフォント」なんて
ネコの写真で作られてますからね。
「ネコ文字」と言うと、
どうしても、ネコの「絵」を
使いたくなりますが、
このように、
「写真」を使うのも
ありなんです。
ただ、これは、
ネコがアルファベットの形に
並んでいるだけなので、
「ネコを表した文字」
ではないんですけどね。
でも、「写真のビジュアル」は
やはり独特です。
何より「絵心がなくても作れる点」
が違います。
また、
サイズ比はリアルにする
必要はありません。
例えば、ヒエログリフなんて
「メンフクロウ」の方が
「ライオン」より大きく作られています。
⑦絵文字
考古学部で扱っているヒエログリフは
「絵文字」で作られています。
でも、ヒエログリフは
写実的であると同時に平面的
なのが特徴です。
「絵文字」なので、
デッサンや漫画のように
立体的にデザインするのも
手ですが、
やはりこういった
「平面のデフォルメ」
もありだと思います。
また、「モノクロ」にするのも
手です。
先ほどの写真でもそうですが、
「モノクロ」にすると
それだけで文字らしくなります。
いっそのこと、
「シルエット」なんていうのも
いいかもしれません。
一層、文字らしいですし、
あのヒエログリフも彫られたものは
「シルエット」でした。
もちろん、
「色なしの線画」もありですよ。
「シルエット」と同様、
文字らしくなりますし、
手書きで再現しやすい
のがいいですね。
あとは、
「〜の絵は〜を表す」
と決めておくと、
一定のデザインに
統一する必要性がなくなって
表現の幅が広がります。
これは
「写真」や「実物」
「ミニチュア」にも
当てはまります。
文字らしくするなら、
デザインの統一が不可欠ですが、
あえて、
デザインを統一しないで
「多様性」を楽しむのも
一興だと思いますよ。(への)
P.S.
ちなみに「フォント」にするときは、
基本カラー非対応なので、
モノクロで作らなければ
行けません。
なので、色を付けたい場合は、
ヒエログリフなどでもそうですが、
モノクロのフォントに描画ソフトで
「着色」しなければなりません。
つまり、
フォントとしては
カラーに出来ないんです。
ゲームボーイカラー
非対応ソフトみたく、
文字色を変えれば、
単色カラーには出来ますが、
カラフルには出来ません。
先ほどの「ねこフォント」が
「画像変換」であって、
「フォント変換」じゃなかったのも、
実はこのためなんです。
なので、「絵文字」を
「フォント」にする場合は、
線画かシルエットに
するしかありません。
どちらがいいかは、
絵文字のデフォルメ具合によります。
絵文字そのままのデザインなら、
単色でも映える「シルエット」
の方がいいですし、
漢字並にデフォルメしたデザインなら、
「線画」の方がいいですからね。
⑧消しゴムハンコ・印鑑
消しゴムハンコ |
捺印(なついん) |
「消しゴムハンコ」を作ると
アナログでもカンタンに描ける(押せる)
のがいいですね。(への)
①〜⑥までは基本
フォント化できないので、
量産に難ありなんですけど、
消しゴムハンコなら、
フォント化できなくても
心配ゴム用です(笑)
ただし、ハンコなので
左右反対に作らなければなりません。
でも、素人でも比較的カンタン(?)
に作れるのがいいですね。(への)
また、作ったハンコは
①のミニチュア・アクセサリー
にもなるので、
何種類か作って棚に並べてみるのも、
面白いかもしれません。
もちろん、作るのは難しいですが、
「印鑑」にするのも手ですよ。
実印には利用できませんが、
その分、名前以外の文字や言葉を
印鑑にすることが出来ます。
朱文印(陽刻) |
白文印(陰刻) |
一般的なのは左の朱文印(陽刻)ですが、
右の白文印(陰刻)にするのもありです。
朱文印(陽刻):文字以外を彫る
白文印(陰刻):文字だけを彫る
もちろん、
これも、左右反対に
作らなければなりません。
でも、パソコンで画像を
加工するだけなら
比較的カンタンです。
その分、アクセサリーにして
持ち運ぶことは出来なくなりますが。
(への;)
⑨創作漢字
漢字は外国の方からすると、
「絵」のような
「模様」のような
中間の存在です。
確かにヒエログリフと違って
色のない線画ですし、
甲骨文字の段階で
かなりデフォルメ
されていますからね。
というわけで、
ギターもデフォルメしてみましょう!
漢字に似せてもいいですし、
「創作漢字」で作るのも手です。
また、創作漢字の場合は
「音読み」もあるといいですね。
熟語を作るときに便利です。
そこで、早速2つ作ってみました♪
どちらもギターの象形文字です。
「上」は
古くからの楽器
であることを意識した
漢字
「下」は
楽しいことを
意識した漢字
になっています。
それぞれ音読みは
上が古と同じ「コ」、
下が楽と同じ「ガク」
です。
これなら「古代」や「音楽」
などの「字」を変えるだけで、
「新しい熟語」に出来ます♪
いっそのこと、
「創作熟語」を作ってしまうのも
手かもしれませんね。(への)
ちなみに、ギターは
中国語で「吉他(ジーター)」
日本語の当て字では「六弦琴」です
ただ、漢字の場合は
フォントにするのが大変なので、
アルファベットや仮名として作り、
漢字として使う!
などするといいと思います。
もちろん、
アルファベットや仮名として
使ってしまうのもありです。
⑩模様・紋章
そして、これを書き崩せば、
ほぼ「模様」になります。
漢字の草書(筆記体)なんて、
象形文字とは思えないくらいに
書き崩されていますからね。
なので、書き崩したものをそのまま
「筆記体」としてしまうのもありですね。
または、イメージ優先に、
抽象的な「模様」や「紋章」に
デザインするのも面白いと思います。
エレキはこう!!
アコースティックはこう♪
というふうに。
ギター文字5つの使い方♪
さて、作った文字には
「5つの使い方」が考えられます。
①ギターそのものを表す(単語)
一番カンタンな使い方です。
でも、「ギター」しか表せません。
ただ、汎用性は低いですが、
アルファベットや仮名を表す
文字セットが別途作れているなら、
「ギター専用の文字」として
加えるのはありだと思います。
もちろん、
既存のアルファベットや仮名に
加える形でも全然ありですよ。
②頭文字のギを表す(仮名)
「ギの仮名」です。
でも、清濁別だと、全部で
46個+25個=計71個
作らなければ文字として使えません。
あと、「ーッ」の2つを加えると
「73個」。
別途、「濁点・半濁点」を作って、
「ギ」に半濁点で
「キ」とするのも手です。
また、いっそのこと、
「頭文字のギ以外の仮名」
を当てるのもありだと思います。
覚えづらくはなりますけどね。
(への;)
あとは、
ひらがな・カタカナを分けるか
です。
ただ、「分ける」となると
73×2=計146個
作らなければ行けなくなるので、
私はオススメしません。
ひらがな表みたいに、
全カテゴリーから
頭文字を持って来れるなら、
一応「作れる」とは思いますが、
それでもかなり大変な作業になります。
でも、挑戦しがいはありますよ。
(への)
③頭文字のGを表す(アルファベット)
ABC表よろしく、
「Gの文字」を表す。
これなら、「小文字」無視で
たったの「26個」。
「大文字」ありでも「52個」。
「!?&@」を加えるなら
「30個」と「56個」ですが、
これならまだ揃えられそうです。
また、多少覚えづらくはなりますが、
これも、「頭文字」にとらわれず、
「G以外の文字」を当てるのも手です。
④音楽を表す(派生・連想単語)
「ギター」に
「音楽」を代弁させる。
「平和の鳩」と同じ、
「シンボル」の要領です。
表したいけど形がなくて
表せない抽象概念
に当てるのがいいですね。
エレキギターで
ロックンロール!!
など。
もちろん、これも①同様、
アルファベットや
仮名を表す文字セットが
別途必要になりますが、
既存のアルファベットや仮名に
加える形でなら使えますよ。
⑤楽器や音楽のカテゴリーを表す(部首)
また、漢字の部首のように、
「カテゴリー担当の文字」
として使うのも面白いですね。
ギター偏が付いているから〜
音楽系の言葉かな?
というふうに。
でも、「半角」にする
必要はありませんよ。
ただ、軽音部文字なら、
「ギター系統の楽器であること」
を示したり…、
もっと広げて
「弦楽器であることを示したりする」
なんていうのもありですね。
それと、これも既存の
仮名やアルファベットに
付け加える形で使うことが出来ます。
専用か兼用かを決める♪
あとは、
「専用文字」にするか
「兼用文字」にするかです。
「ギター」で「G」のみ表せば
「専用文字」。
「ギのみ表す」のも、
「専用文字」。
「ギターのみ表す」のも
やはり「専用文字」です。
でも、「ギターとG」、
「ギターとギ」というふうに
兼用したら、「兼用文字」になります。
「専用文字」なら、
どんなときも読み方は一定なので、
読み分ける必要はありません。
でも、「兼用文字」にすることで、
作らなければ行けない文字種を
大きく削減することが出来ます。
まとめ
全部で、
10×5×2
=計100通り!!
さらに、
対になっているものを併用したら、
可能性はもう無限大です!!
実物と偽物・立体と平面、
動画と静止画・音付きと無音
写真と絵・カラーとモノクロ
絵と線画・具体と抽象……
などなど
それでいて、
読み取れる文章自体は
1つなんです。
こんなにも違って
こんなにも同じ♪
これこそ、文字の醍醐味です。
なので、みなさんも、是非、
おひとつ作ってみては
いかがでしょうか?
アート感覚でも
ミステリーの暗号感覚でも
趣味でも何でもいいので♪
出来たら是非
私にも見せて下さいね。
(への)/
それでは、今日はこの辺で。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
m(_ _)m
それでは、また(への)/
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