どうも、ぺのっぺです。
(への)/
世界ローマ字巡り!
4回目の今日は
オシャレなファッションの国
「フランス」♪
パリジャンヌのローマ字
というだけあって、
かな〜り独特です。
レベルを設けてみたので
順番に見て行きましょう。
〜
ちなみに、
0回目から3回目までの
「ローマ字巡り!」はコチラ!
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レベル0:Bonjour!
ボン ジョウル?
と読む人がいないぐらい
有名なフランス語。
ボンジュール
読むときは、
まず間違えません。
でも、書くときとなると
意外と混乱します。
Bonjuur?? Bonjur??
でも、おフランスなローマ字では
「ou」を「ウ」と読むので、
Bonjour
なんです。
ou=ウ
レベル1:Nを鼻にかける「おフランス」
フランスではこうなんですの〜
などと鼻に掛けてしまうほど
独特の魅力のあるフランス。
鼻に掛けるだけあって、
鼻にかかる発音が多いです。
先ほどの
Bonjour
の「n」も鼻に掛かるので、
英語の「n」とは違います。
どちらも「鼻音」ですが、
フランスの「n」は
「鼻母音」なんです。
つまり、「子音」ではなく、
「母音」なんですね。
なので、口を閉じません。
空けたままです。
レベル2:Rとは違うのだよRとは!
シャンソンでお馴染みの
「巻舌R」が有名なフランス語ですが、
シャンソン以外では
「R」ではありません。
Ra=は#
仮名に出来ない独特の発音です。
なので先程の
Bonjour
も、最後の「R」は
「ふ#」に近いんです。
ボん ジューふ#
なので、「パリ」も
Paris
パひ#
と聞こえます。
つまり、
「パリジャンヌ」は
Parisieane
パひ#ズャンヌ
というわけです。
そして、「フランス」は
France
フほ#んス
になるわけですね。
〜
ちなみに、
アクセントや子音のない「e」は
英語でお馴染みの「曖昧母音」で
「ァ」とも「ゥ」とも聞こえます。
ce=ス
ne=ヌ
弱い母音なので、
「子音」だけに聞こえますが、
れっきとした「母音」です。
レベル3:読まないローマ字
「表音文字」なのに読まないのかと
突っ込まれそうですが、
読まないのだから仕方ありません。
例えば、「パリ」は
Paris
英語では「パリス」ですよね。
なのに、
パひ
なんですよ。
「S」は読みません。
でも、おフランスでは
サイレントな読まない文字も
綴らなければならないんです。
ちなみに、読まない文字は
語末の子音。
たとえ、二文字並んでても
読みません。
est(エ)
英語の「is」相当
ただし、
「CaReFuL」(ケアフル)
に数えられる4つの子音、
「CRFL」だけは、
語末でも読みます。
例)
avec(アベック):共に
Bonjour(ボンジューふ#):
ボンジュール
chef(シェフ):シェフ
il(イル):彼
など
レベル4:やっぱり読む文字
でも、読むときだってあるんです。
それが、次に「母音」が来たとき。
例えば、出会い際の挨拶、
Comment allez-vous?
コマ タレ-ヴ
ご機嫌いかがですか?
「t」が母音「a」によって
復活します。
しかも、英語のように
発音をつなげて「タ」
世に言う「リエゾン」
というやつです。
他にも、例えば、
世界一美しい通り、
「シャンゼリゼ通り」は、
Champs–Élysées
シャんゼリゼ
Ch=シャ行
am=アん(anと同じ)
ps=サイレントで読まない
「ps」はどちらもサイレントで
読みませんが、最後の「s」だけ
「母音」によって復活します。
しかも、「濁る」!
レベル5:二重母音は朝飯前?
英語よろしく、
フランス語にも
「二重母音」があります。
でも、難しく感じる必要はありません。
日本人なら誰でも知ってる
とあるフランス語2語で
朝飯前に覚えることが出来ます。
それが、こちら!
クロワッサンとカフェオレ。
croissant et café au lait
クロわサん エ カフェ お れ
oi=わ(「w」は使わない)
au=お(「o」より大きい)
ai=え(「e」より大きい)
まさにフランスの朝食風景ですね。
え?朝飯「前」じゃない!?
確かに…(汗)
レベル6:セディーユ
「セディーユ」って
ミルフィーユの仲間?
いえいえ、
食べ物ではありません。
服でもなければ、音楽でもない。
それは、「文字」。
フランス語専用…ではないものの
フランス語に使われている
ある「特殊文字」の名前です。
それが、コレ。
「Ç」セディーユ
Ça va?(元気?)
サヴァ?
Ça va.(元気。)
サヴァ。
「鯖」じゃないですからね(笑)
もちろん、サーバーでもない…
そして、「フランス語」は
Français
フほんせ
になります。
コラム:コンニャックする
日本語を覚えたフランス人が
「こんにゃく」を発音すると、
特殊拍の「ん」の発音が出来ず、
「コニャック」と聞こえてしまう
という話を聞いたことがあります。
Cognac(コニャック)
gn=ニャ行
「c」は語尾でも読む
屋台で「コニャックひとつ!」
…言葉の壁を改めて感じる
場面ではありますけど、
これはこれで、
結構洒落ていますよね。
そこで、ひとつ、
「コンニャックする」
という文字遊びとして
仕立ててみることにしました♪
それは、ズバリ、
フランス語の単語の
「発音」だけで
日本語を表現してみる!
というもの。
①オレとボク
フランス語で
「オレとボク」は何て言うの?
え?
「Je et Je(ジュ・エ・ジュ)」
でしょ?
と答えられた方、流石です。(への;)
j=ジャ行
Je=私
でも、ここはひとつボケて、
コンニャックして下さい(笑)
コンニャックすると…、
カフェオレ(珈琲牛乳)
の「オレ」に
Café au lait
メルシーボクー
(どうもありがとう)
の「ボクー」
merci beaucoup
そして、間に
「トゥルモンド(みんな)」
の「トゥ」を入れて…
tout le mond
au lait tout beaucoup
ミルクに全てとても
トゥルモンド!カフェオレ、
メルシーボクー!
の略として…(汗)
まさに「珈琲御礼」です。
みんな!カフェオレ、
どうもありがとう!
②オ・シャ・レ
「オ・シャ・レ」
フランス語で
何て言うかは知りませんが、
フランス語自体が
「オ・シャ・レ」なので、
ここは気にしない…(汗)
フランス流の
オシャレファッションも
コンニャックすると…、
Eau Chat Lait
オ・シャ・レ
水猫ミルク
Eau(水)=オ
シルク・ドゥ・ソレイユでも有名!
Chat(猫)=シャ
英語のチャットと同じつづり!
Lait(ミルク)=レ
カフェオレの「レ」
フランス語の「猫」が
英語の「おしゃべり」と相まって、
「おチャットれ」
とも読めそうですね。
まあ、それはそれで
結構洒落ていますけど…。
水とミルクがダベってる。
水心にミルキーハート
というやつでしょうか?
水と油な気もしますが…(汗)
〜
ちなみに、フランス語で
チャ行は「tch」*です。
*「ch」はシャ行
ただし、このチャ行、
フランス語の中では
使われません。
「tchao(チャオ)」
など外国語や外来語の
転写にのみ使われます。
③アンガトー
いろいろアンガトー♡
Un gâteau♡
アン ガトー
一つのお菓子
Un=アン(一つ)
気持ちを込めて渡しましょう♡
いつも Un Gâteau Chocolat♥
(アん・ガトー・ショコラ)
ファミチョコにどうぞ♪
④おフランス〜♪
「おフランス」を、
au France
お フほんス(フランスで)
で表現!
au=お
一見、正しい仏語に見えますが、
実はこれ、間違っています。
正しくは、
a la France
ア ラ フほんス
つまり、なんちゃって
フランス語なんです。
まさに「おフランス語」ですね。
ついでに言うと、
「ラ・フランス」は
「フランス」という意味。
まとめ
「ou=ウ」
「〜n/m」は「鼻母音」
「R」は「ふ#」
語末の子音は
ほとんど読まない
(CaReFuL)
でも、次に母音が来ると、
復活読み(リエゾン)する
「二重母音」は
クロワッサンとカフェオレで
「ç(セディーユ)」こそ
フランス語文字「Français」
+その他、コンニャック色々…
以上、フランスのローマ字でした。
m(_ _)m
流石に、パリジャンヌのローマ字は
覚えるのも大変ですね…(への;)
〜
ただ、ご紹介した以外にも、
無音の「H(アッシュ)」や
有音の「H(アッシュ)」など、
まだまだ細かいルールは
沢山あります…(汗)
例)
無音:ホテル
hôtel(オテル)
⇒ l’hôtel(ロテル)
有音:斧
hache(アッシュ)
⇒ la hache(ラ アッシュ)
*イタリア語やスペイン語同様、
「H」は全てサイレントだが、
「’(アポストロフィ)」で
「縮約」できるかどうかで、
「無音・有音」の2つに分けられる。
ただ、あまり踏み込み過ぎると
収拾が付かなくなるので…、
この「ローマ字巡り!」では
割愛させて頂きました。
m(_ _)m
〜
というわけで、今日はこの辺で。
それでは、また(への)/
<Fin>(ファん)
p.s.
大事なことをひとつ
忘れていました(汗)
important
(アんポふタん)
大切な、アンポルタン
英語のインポータントと
同じつづりなのに、
発音だけが違う!
im=アん
結構、フランス語には
英語と同じつづりなのに
発音だけ違う単語が
結構あったりします。
このインポータントもそうですが、
先程の「Fin」も、
「尾ひれ」の意味ではなく、
「終わり」の「ファん」。
「Chat」も
「おしゃべり」ではなく
「猫」の「シャ」。
でも、極めつけは「パン」です。
「pain(パん)」は
英語では「ペイン=苦しみ」
と読めてしまう。
これまた、相当な言葉の壁、
いや、「読みの壁」です。
こんなアンポルタンなこと忘れるなんて、
とんだ「あんぽんたん」ですね…(苦笑)
というわけで、今度こそ、
au revoir(オルヴォワール)
(お ふ#ヴォわふ#)
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