象形文字はこう作る!頭文字を取るだけでカンタンに出来上がり♪【移転記事】

*この記事は

旧サイト「文字部スクリプタ」

からの移転&リニューアル記事

になります。

どうも、ぺのっぺです。

(への)/

今日はしばらくぶりの

創作文字関連のお話です。

以下、象形文字の

「作り方」を考えて行きます♪

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◯象形文字は絵文字でなくてもいい

漢字は絵文字じゃない!

まず、みなさんは、

「象形文字」と聞くと、

「絵文字」を真っ先に

思い浮かべられるのでは

ないかと思います。

確かに、「絵文字」は

象形文字の代表格ですからね。

でも、象形文字だからといって

絵文字である必要はないんですよ。

現に、私達がこうして使っている

象形文字は絵文字ではありませんよね。

(への)

そう、漢字は絵文字ではありません。

漢字と絵文字の違い

そこで、試しに、

漢字の象と絵文字の象の

違うところを比べてみると…

①漢字にはがない

②漢字のゾウは

ナウマン象の化石のようである

つまり、「面」ではなく

「線」でデフォルメされている

どうでしょう?

同じ象形文字でも、

結構、違いますよね。(への)

だから、象形文字を

絵文字と決め込むのは

選択肢を狭めてしまうんですね。

そこで、今度は、

メリット・デメリットに分けて

それぞれの一長一短を見て行きましょう。

漢字と絵文字のメリット・デメリット

<絵文字のメリット>

まず、絵文字のメリットは

「誰にでもわかる」

という点です。

例えば、

避難口のピクトグラム。

これは世界の誰でも

意味を読み取ることが出来ますよね。

また、ヒエログリフなどは

4000年後の私達でも

象とわかる象形文字を使っていました。

世界中に伝えたり、後世にも残せる

そういう意味では、

絵文字は漢字よりも

「普遍的で強い文字」だと言えます。

<絵文字のデメリット>

しかし、書くとなると話は別。

誰にでも読めるからと言って、

誰にでも書けるわけじゃありません。

何より作るのに絵心を必要とします。

(への;)

フォントにすれば行けるかと思いきや、

カラーの絵文字フォントを作るのは

またひと手間要りそうです。

いっそモノクロで行く?

<漢字のメリット>

反面、漢字のように

デフォルメされた文字ならば、

書くのもカンタンですし、

絵心も要りません。

何より、

あのヒエログリフですら、

筆記体のヒエラティックは

漢字のような「線画」でした。

やはり、絵文字は

打つならまだしも、

書くのには向かない、

ということなのでしょう。

<漢字のデメリット>

ただ、漢字は絵文字と違い、

ひと目では何の文字なのかわかりません。

その分、意味を抽象化させてり

転じたりしやすい強みはありますが、

覚えたり、作ったりするのは大変です。

一度覚えさえすれば

絵文字よりも書きやすいんですけどね。

以上、それぞれ長短があるということです。

とにもかくにも、

象形文字だからといって、

絵文字にこだわる必要はないわけです。

(への)

●象形文字を表音文字として使う!

さて、字形そのものを

絵文字か線画かで作っても、

これだけでは、まだ文字として

読ませることはできません。

どう使う文字なのか、

「使い方」を決めなくてはなりません。

そう、象形文字を

表音文字表語文字として使うんです。

そこで、今日は、

象形文字を表音文字として使う方法を

ひとつ、ご紹介したいと思います。

その名も

「アクロフォニー(頭音書法)」

「アクロフォニー」とは

その名の通り

象形文字の表す単語

先頭の発音を取って

読ませる方法です。

例えば、「コーヒー」からは

「コ」や「C(K)」の音が作れます。

☕=コ・C(K)

ちょうど、子ども向けの

「ひらがな練習表」や「ABC表」

と要領は同じです。

日本語なら「拍」が、

英語なら「子音」が取れますね。

◎一度作った象形文字は使い回せる!!

さて、アクロフォニーで

「ひらがな表」や「ABC表」の

単語を決めたら、

象形文字でどんどん作って

当てて行きましょう!!

もちろん、

形のある単語を選んで下さいね。

色名とかは象形文字では無理ですよ。

そして、一式選び終えたら、

今度はそれを使い回してみましょう!

「ひらがな表」を作ったなら、

「ABC」表を、

「ABC表」を作ったなら、

「ひらがな表」を、

すると、

同じ文字の日本読み日本遣いと

英語読み英語遣いが完成します。

まさに一石二鳥です!!

もちろん、バラバラに作るわけですが、

結構使い回せる単語が多いはずです。

例えば、「リンゴ」や「シマウマ」。

そのまま「A」と「Z」が作れますよね。

順番はひらがな表を先に作ってABCでも、

その反対でも構いません。

また、被らないようにするのも手です。

仮名とアルファベットの

混ぜ書きが可能になるからです。

ただ、両方合わせると

かなりの数になります。

仮名は濁点無視の「ひらがな」のみ、

「ABC」は大文字のみだとしても

「72文字」は最低必要ですから、

やはり、被らせないという制約は

設けない方がいいでしょう。

何より、被らせないようにすることで、

フランス語読みやドイツ語読みなども

作って行けますから、

被らせた方が面白いと思いますよ。

例えば、同じネコでも、

英語はCでフランス語が「CH」

イタリア語が「G」で

ドイツ語が「K」になります。

(各国語のネコの頭文字)

以上、今日は象形文字について、

その可能性を模索してみました。

(への)

ここまでお読み頂き

ありがとうございました。

m(_ _)m

それでは、また(への)/

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