どうも、ぺのっぺです!
(へ の)/
前回は通りの中から
「ヘ」の字を1つ選びました♪
7回目の今日は
「ト」の字を選んでいきます!
それでは、早速参りましょう!*
*Koin 変体仮名さんに
掲載されている種類の中
から選んでいます。
実際の変体仮名は
もっと種類が多く、
書き方も多様ですが、
収拾がつかなくなるので、
Koin変体仮名さんに
掲載されている中から
選ぶことにします。
現代ひらがな・カタカナモデル
まず最初に、
現代のひらがな「と」と
カタカナ「ト」の元になった
変体仮名を見てみましょう!
止(と・ト)
止⇒
⇒と
(現代ひらがなは漢字から
変体仮名を経由して出来上がった!)
止⇒ト
(カタカナは漢字の部首を取って
変体仮名とは別に直接できた!)
「止まる」の「止(と・ト)」
道路標識でお馴染みの「訓読み」です♪
「匂へど」の「と」のところに、
「止」を選ぶと、
匂ったまま散らないでほしい〜!
という想いを込めることができますね♪
〜〜〜
しかし、残念ながら
Koin変体仮名さんには
ありませんでした。
というわけで、
仮名選びの候補からは外れます・・・。
〜〜〜
ーーーただ、もし、どうしても
「この仮名を選びたい!」という場合は
前回の「部(ヘ)」もそうですが、
この仮名と別の仮名の両方ともを
選んでおきましょう。
なにぶん、ひらがな・カタカナモデルの
仮名ですからね。
それにどちらも
「最古のイロハ歌」に使われています!
特に「部(へ)」は文字ブ的にも、
ぺのっぺ的にも大切な仮名です!
(の へ)/
第3の仮名たち
続いて、第3の仮名(造語)
現代のひらがな・カタカナに選ばれず、
歴史の影に消えていってしまった
本当の変体仮名たちです…。
光を当てて、見てみましょう!
土
土⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「土佐」の「土(と)」の字。
「と」や「ト」とも似ていますが、
どことなく「七」を連想させる
デザインですね。
とト七
そう!
日本のカレンダーの「土」曜日は
「七」番目!
日月火水木金土
イロハニホヘト
それに、「ホへト」のところは
カタカナと似ています。
木金土
ホヘト
また、「土(つち)」なので、
「匂へど」につづく「散りぬるを」
の意味を考えると、
もう散ってしまって
「土」に重なってる「花びら」
が浮かびます。
登
登⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「登山」の「登(と)」です。
お箸の「御手茂登(おてもと)」
でも使われる人気の仮名。
奥山に登るイロハ歌には
ピッタリの仮名ですね♪
度
度⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「渡来人」の「渡」と同じ読み;
「度」の字。
「体温」を連想させる漢字ですね。
でえも実は、「音楽の度数」も
連想させるので、
「音階の和名」を意識すると、
結構ありな仮名なんです。
そう、音階の和名は
「イロハニホト♪」
イロハ歌から来ているからです。
ドレミファソラシド
ハニホへ トイロト
「ト音記号」や「ヘ音記号」の
名前もここから♪
東
東⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「東(とう)」の「う」を読まず
これで「東(と)」の字。
この字はそのまんま「東」の意味なので
イロハ歌の内容とはあまり合いません。
でも、明治のイロハ歌「とりなく歌」では、
「東(ひんがし)」として登場します。
「とりなく歌」はイロハ歌と違って
「ん」を含む48音をすべて使った歌。
その「ん」を「東(ひんがし)」で
使っているんですね。
なので、鳥啼く歌を意識するなら
十分ありな仮名だと思います♪
斗
斗⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「北斗七星」の「斗(と)」の字。
「北斗七星」は春の夕方から夜なら
高く昇るため、よく見られるそうです。
山桜の季節とも一致するため、
「斗」の字を選ぶと、
「夜桜」の上に「北斗七星」が出てる
情景になりますね。
砥
砥⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「砥石(といし)」の「砥(と)」の字。
歌の内容と意味は合いませんが、
「氐(て)」の字とデザインが
マッチしてます♪
「砥(と)」の字を選ぶなら、
「て」の仮名には「氐(て)」を
セットにして選ぶのがオススメです♪
まとめ
以上、全7通り!
「イロハニホヘト」で
283,840×7
=全1,986,880通り!!
(約200万通り)
さて、みなさんは
どの仮名を選びましたか?
今回のポイントは「音階の和名」でした。
ちょうど、
「イロハニホヘト」の節目なので、
意識して選んでもいいですが、
意識しなくてもOKです♪
〜〜〜
なので、文字ブとしては
「土」の仮名を選びます。
理由は2つ!
①「と」と「ト」の
中間デザインの仮名だから
②「土」に散ってしまっている
山桜の「花びら」を連想させるから
〜〜〜
というわけで、7回目の今日は
「ト」の字を選びました!
次回は「チ」の字を選んでいきます。
それでは、今日はこの辺で。
また次回お会いしましょう!
(の へ)/
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