どうも、ぺのっぺです!
(へ の)/
前回は7通りの中から
「ト」の字を1つ選びました♪
8回目の今日は
「チ」の字を選んでいきます!
それでは、早速参りましょう!*
*Koin 変体仮名さんに
掲載されている種類の中
から選んでいます。
実際の変体仮名は
もっと種類が多く、
書き方も多様ですが、
収拾がつかなくなるので、
Koin変体仮名さんに
掲載されている中から
選ぶことにします。
現代ひらがな・カタカナモデル
まず最初に、
現代のひらがな「ち」と
カタカナ「チ」の元になった
変体仮名を見てみましょう!
知(ち)
知⇒
⇒ち
(現代ひらがなは漢字から
変体仮名を経由して出来上がった!)
「知識」の「知」の字。
前回の「イロハニホへト」で
一度切れて、「散りぬるを」に続く
はじめの「ち」の字。
なので、「散りぬるを」の意味を
意識するといいでしょう。
「散りぬるを」⇒「散ってしまう」
どんなに綺麗な「山桜の花」も
「紅葉の葉」もやがては散ってしまう
という意味ですね。
千(チ)
千⇒チ
(カタカナは漢字の部首を取って
変体仮名とは別に直接できた!)
千⇒⇒Ø
「千尋」の「千(チ)」の字。
次回の「リ」のところに
「里」の字が出てくるので、
合わせると、「千里」で「チリ」に。
そう、「千里眼」を連想させます。
あの花も紅葉も散ってしまう…
と「千里眼」で遠くを観ている感じに
なりますね♪
第3の仮名たち
続いて、第3の仮名(造語)
現代のひらがな・カタカナに選ばれず、
歴史の影に消えていってしまった
本当の変体仮名たちです…。
光を当てて、見てみましょう!
智
智⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「智慧」の「智」の字。
「知」と似てますが、両者の違いは
「仏教の智慧」か「日常の知恵」か
どうかです。
なので、この字を選ぶと、
「知」よりもより強く
花や紅葉は散ってしまうものなのだ
と断言してる感じになります。
何より作者がもう出家していることを
表せますね。
地
地⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「大地」の「地(チ)」の字。
前回の「ト」の字のところで
「土」の字を選んだ方は、
地面に散ってしまう花や紅葉が
すでに描写できてるので、
重ねて「地」の字を選んでも
別の字を選んでもOKです。
特に、この字は次回の「リ」に
「理」の字があります。
なので、「地理」好きな方なら、
「理」とセットにして選ぶのが
オススメです♪
馳
馳⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「ご馳走」の「馳(チ)」の字。
「思いを馳せる」の字でもあるので、
この字を選ぶと、
あの花も紅葉も散ってしまうんだなぁ
と思いを馳せている描写になります。
致
致⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「一致」の「致(チ)」の字。
「致し方ない(しょうがない)」
の字でもあるので、この字を選ぶと、
花や紅葉が散ってしまうのは
致し方ない(しょうがない)
というニュアンスになりますね。
遲(遅)
遲⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「遅刻」の「遅」の字。
旧漢字は「遲」。
なので、この字を選ぶと、
できれば散るのが遅くあってほしい
(まだ散らないでほしい)
と願っている感じになります。
まとめ
以上、全8通り!
「イロハニホヘトチ」で
1,986,880*8
=全15,895,040通り!
(約1600万通り)
さて、みなさんは
どの仮名を選びましたか?
今回のポイントは
「散りぬるを(散ってしまう)」
の意味を意識するでした。
もちろん、意識せずに
感覚で選んでもOKですし、
次回の「リ」の字とセットにして
選ぶのも手です。
〜〜〜
さて、文字ブとしては
「千」の字を選びますね。
理由は3つ!
①カタカナの「チ」のひらがな版だから
②「千里眼」を連想させるから
③「千と千尋」好きだから
〜〜〜
というわけで、8回目の今日は
「チ」の字を選びました!
次回は「リ」の字を選んでいきます。
それでは、今日はこの辺で。
また次回お会いしましょう!
(の へ)/
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