アルファベットの魅力は多言語対応の文字が作れること!!

どうも、ぺのっぺです。

(への)/

哲学部では3回にわたって

アルファベットの神話を疑って参りました。

そこで、今日は、

アルファベットの優れたところを

まとめて行きたいと思います。

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他の表音文字を翻訳できる!

アルファベットの

優れた点として、

まず考えられるのは、

他の表音文字を

翻訳できることです。

アルファベットは、

母音と子音を分けて

表記できることから、

異なる表音システムの

翻訳に長けています。

中でもラテン文字は、

文字翻訳の歴史が長いこともあり、

ほとんどの表音文字を

翻訳することが可能です。

同じアルファベットである

ギリシャ文字やキリル文字はもちろん、

仮名やインド・アジアの文字、

そして、中東のアラビア文字や

ヘブライ文字に至るまで、

すべてラテン文字に

直すことができるんです。

中国語のピンイン表記だって、

漢字の読みをラテン文字に

したものですからね。

さすがに、

意味まで訳したり、

同音異義語の区別を

したりはできませんが、

ほとんどの表音文字

を置き換えられるのは、

やはり、他の文字にはない

「強み」だといえます。

試しに仮名と比べてみると…

アルファベット:単子音・単母音・二重母音・二重子音・三重母音・三重子音

拍数にとらわれずに、文字を連ねることができる。

そのため、重子音や重母音じゃなくても、

表記上3文字4文字5文字になっているものがある。

また、この表記の自由度の高さが、少ない字種でのやりくりを可能にしている。

仮名:単母音・母音×子音・ン

「ン」を除いて単子音なし。

ただ、「ン」は母音と同じように一拍で読むので子音的ではない。

拍数と文字数が一致するが、その分、表記の自由度は低い。

「キャ」や「ファ」などの仮名はあるが、これはあくまで漢語や外来語表記のための特殊なもの。

どうでしょう?

アルファベットだけが

「文字翻訳に長けている」

その理由が見えてきませんか?

それは…

そう、

自由度の高い表記です。

アルファベットは

母音と子音を区別しないので、

リズムを無視して、いくつでも

文字を並べることできるんですね。

(英語に至っては発音まで無視!)

二重子音・三重子音はもちろん、

4文字子音・5文字子音までOKです。

例えば、

「tzsche」で「チェ」(ドイツ語)など

これに対し、

仮名はリズム固定表記なので、

アルファベットのような

4文字子音表記とかは出来ないんです。

つまり、リズムを無視できない!

その分、

リズム表記には優れていますが、

どうしても

子音表記を苦手とします。

単子音や二重子音・三重子音など

なので、無理に

「二重子音」などを表すと、

普段使わないような

読みづらい表記になってしまいます。

ズム = rythme

/ríðm/

ウンド = sound

/sάʊnd/

他にも表音文字には、

中東の文字やインドの文字、

ハングルなど色々ありますが、

アルファベットのように、

母音や子音を何重にも

重ねることはできません。

母音と子音を分けて

表記することはできても、

自由度はそこまで高くないからです。

よくて二重子音ぐらい!

なので、

ここまで高い翻訳能力は、

他の表音文字には真似できない、

アルファベットだけの

強みだといえるんです。

創作文字が多言語対応!

でもそれ以上に、

アルファベットの

優れた点として挙げられるのが、

多言語対応の文字を作れる点です。

幅広い言語を表記できるため、

アルファベットで作ると、

創作文字が多言語対応になるんですね。

ラテン文字:

世界の幅広い言語!

ギリシャ文字:

古典ギリシャ語・聖書ギリシャ語

現代ギリシャ語など

キリル文字:

ロシア語・ウクライナ語

ブルガリア語・モンゴル語など

中でも、ラテン文字は

世界的に普及しているため、

対応言語の数でもダントツです!

読みのバリエーションこそ、

アルファベット中最多ではありますが、

文字自体がほぼ共通なため、

一式作れば、

ほとんど使い回せちゃうんです。

しかも、

文字翻訳にも長けてるので、

ギリシャ文字や

日本語まで対応可能!!

何よりとっつきやすく、

例文にも困らないので、

創作アルファベットをするなら、

ラテン文字をもとに作るのを

一番オススメします。

実際、ほとんどの架空文字が

ラテン文字をモデルにしているので、

参考例の多さでも、

非常に作りやすいと思います。

(への)♪

まとめ

アルファベット一式作るだけでは

言葉の壁は越えられない

でも、文字の壁なら越えられる!

知らない言語、知らない単語、

知らない世界!

ツイートから学術論文に至るまで

教科書からライトノベルに至るまで

すべて自分色のアルファベットに

塗り替えてしまうことができるんだ。

確かに、漢字は一個から

創作漢字になるけれど、

あれはあくまで漢字の世界。

新たな文字の世界じゃない。

だけど、

創作アルファベットなら

世界の言語を置き換えて

新たな文字の世界に

塗り替えてしまうことだってできてしまう!

多言語の創作文字が作れる!!

以上、アルファベットの

魅力についてのお話でした。

ここまで4回に渡ってお読み頂き、

ありがとうございました。

m(_ _)m

それでは、また次回、

お会いしましょう。(への)/

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