どうも、ぺのっぺです。
(への)/
前回は、使い手・ユーザーサイド
にとっての「漢字の壁」について
見て行きました。
そこで今日は、漢字の壁のもう片面、
作り手・クリエイターサイドにとっての
「漢字の壁」を見て行きたいと思います。
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作り続けなければいけない漢字の赤壁
まず、ユーザーサイドの壁を
越えるためには、
「漢字に対応する文字を
作らなければならない」
というのは、前回の内容から
想像できますよね。
漢字を表記できないから
同音異義語の壁を越えられない?
なら、漢字2136文字に対応する
文字を作ればいいだけさ!
そこにクリエイター魂を賭けるんだ!!
いきなり、無茶苦茶論ですが…、
でも実はこれでもまだまだ
「楽観的」なんです。
2136文字?
誰が全部と言った?
そう、
漢字は2136文字
ではないんです。
これはあくまで
「常用漢字の数」に過ぎません。
その証拠に、
「人名漢字」
というのがあります。
例えば、学校などの出席簿で
名前の書体が「手書き」に
なってる人がいますよね。
あれは、フォントがないので
「手書き」で補っているんです。
ということは、そのフォントは
まだ漢字を作り切れていない!
ということになります。
2136文字は
序の口に過ぎない!
もう、作る気が
失せてしまいますね…。(への;)
文字の四天王!
さて、そんな漢字は別格だとして、
日本語にはまだまだ他にも
「壁」が存在します。
それが、
ひらがな・カタカナ
ローマ字・数字の壁
です。
「漢字」だけならまだしも、
この「4つ」が加わることで、
「漢字の壁」は
「堀」を得た「お城」と
化すんです。
確かに、数からすれば、
漢字の足元にも及びません。
ひらがな・カタカナ
46×2で92文字、
あとは、
「小さい仮名」や
「濁点・半濁点、長音記号」
など加えて…、
大体「100文字」くらいでしょうか?
漢字より
「1ケタ」は少ないですね。
それでも、
アルファベット大文字小文字の
2セット分くらいはあるので、
結構な「量」です。
でも、漢字に比べれば
大したことはありません。
ただ、問題は「量」ではなく、
「異なる種類の文字を
いかに調和するように
デザインするか?」
です。
これは、
「4種(数字入れて5種)」
の文字を混ぜ書きする
「日本語」だけにしかありません。
統一感のあるフォントを作る上で
これほど難しい作業は
他にないでしょう。
まとめ
①作り切れない
「漢字」の多さ!
②「5種類の文字」を
「調和」させること!
以上、2つが
作り手・クリエイターサイド
にとっての「漢字の壁」です。
そして、この壁は、
使い手・ユーザーサイドの壁と
「表裏一体」でもあるんですね。
さて、次回はそんな壁を
いかに乗り越えるか?
色々と検討して行きたいと思います。
それでは、また!(への)/
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