【表音・表意・表語】ハートマークでわかる文字3用法♪

どうも、ぺのっぺです。

(への)/

突然ですが、みなさんは文字には

何種類の「使い方」があると、

思いますか?

「使い方」と言っても

「記録」とか「表現」とかじゃなくて、

「発音を表す(表音)」だとか

「意味を表す(表意)」とかです。

さて、いくつあると思います?

え?これで全部?

仮名やアルファベットが「発音」で、

漢字が「意味」!

いやいや、全部じゃありません!

実はもう1つあるんです!

それは〜

「単語を表す(表語)」

です。

単語?

そう、「単語」です。

実は、文字には

「発音」「意味」の他に、

この「単語」を含めた

「計3つの用法」があるんです。

というわけで、今日は

この「文字3用法」について、

「ハートマーク」を使った

解説をして行きたいと思います。

スポンサーリンク

ハートマークが文字?

さて、3用法の説明に入る前に、

「そもそもハートマークは

 文字じゃないんじゃないか?」

という疑問について

先にお答えしておきます。

確かに、ハートマークは

「マーク」という名前が示す通り

「記号」です。

「文字」じゃありません。

仮に「文字」だとしてもは、

「記号」に近い「絵文字」

分類されます。

でも、「ハートマーク」を

「記号」「絵文字」として使うか、

それとも、「文字」として使うかは、

「使い手」である

私達が決めることであって、

「ハートマーク自体」

決められていることでは

ありません。

なので、

「ハートマーク」を

「文字」として使い…、

その「使い方」から

「文字の3用法」

説明することも可能なんです。

ハートの発音(表音)♥

それでは、まず、

「発音(表音)」から

見て行くとしましょう。

I Loe U

暑いですね。

もう初夏ですからね(笑)

「V」「♥」

「形」が似ていることから

よく、こうデザインされます。

あるいは「O」「♥」にして

I Lve U

など。

この場合の「ハートマーク」は

「発音」を表しています。

まず、これが

1つ目の使い方ですね。

ただ、この「発音」には、

もう1つ、バリエーションがあります。

というより、こちらの方が

「本来の発音用法」になりますね。

「Heart」の頭文字を取って、

「H」「発音」

「♥」で表すという方法です。

eart(Heart)

ouse(House)

「頭字法」と呼ばれる方法で、

日本語なら「ハ」の仮名になります。

ート(ハート)

ウス(ハウス)

字形を「ハート」にしただけの

先ほどの例と比べると、

こちらの方が、

「発音」を意識した

使い方をしていますね。

ハートの意味(表意)♥

さて、次に

「意味(表意)」

どうでしょうか?

「♥」なので

「ラブリー」の意味を込めて

I Love U

そう、「ハートマーク本来の使い方」ですね。

文の最後に「愛」を込めて

「意味」なので

「発音」は表していません。

ただサイレントに

「愛」を込めています。

他にも「♪」などもこの用法です。

「♪」「楽しさ」

サイレントに伝えています。

「♪」なのに…笑)

なので、

「意味」というよりは

「言外のニュアンス」

と言った方が正確ですね。

言葉で表せないニュアンスや

「心情」ということですからね。

あるいは、

「心的意味合い」でも

いいかもしれません。

また、発音できないので

「単語」ではありません。

「発音できない単語」なんて

「単語」じゃないですからね。

というわけで、

以上が「意味」の用法になります。

でも、「漢字」とは違った印象ですよね。

ハートの単語(表語)♥

それでは、

最後に極めつけ、

「単語(表語)」

について見て行きましょう!

これまで、

「発音意味」と見て来ましたが、

何だかこれだけ浮いてますよね。

でも、実はこの用法が

一番ド直球なんですよ。

論より証拠、

実際に見てみましょう!

 U

ネ!ストレートでしょう?

 = Love

「発音」でもなければ、

「サイレント」な口づけでもありません。

「単語そのもの」

ストレートに表しています。

これはそのまま…

I U

と、「漢字」に

置き換えられます。

そう、だから「漢字」

「単語を表す文字」なんですね。

よく「漢字」

「絵文字」だとか、

「意味を表す文字」だとか

言われますが…、

実は「2重の意味」

間違っていたんです。

1,「絵文字」とは、あくまで

文字の「形」に対する名称であって、

その「用法」までは定義していない

2,「漢字」は

「単語そのもの」を表すが、

文末に使われる「絵文字」は

「言外のニュアンス」を添える点で異なる

また、「意味」「単語」の違いは

ココにあります。

ためしに、

 U

としてみましょう!

最初の「♥」単語「Love」

最後の「♥」言外のニュアンス

を表しています。

やはり、決め手は

「発音されるか、されないか」

ですね。

「意味」はサイレントなので

「発音」しません。

なので、

「意味を表す文字」というより、

「発音しない文字」と捉えると

いいかと思います。

これなら、「単語の用法」

混乱しにくいですしね。

また、「意味の用法」

「単語を表さない」という点も

強調しておきます。

なので、もし、

「ハータリー(heartily

・hάɚṭəli・心から)」などと、

「読み」を当てた場合は、

「単語の用法」になってしまいます。

I U

= I Love U heartily.

また、これは

「送り仮名」のように

「y」「liy」を付けて

I U y. 

 

I U liy.

とすることも出来ます。

この場合は、

「発音」も兼ねてますね。

このように、

「単語」「発音」されるので、

「発音」を兼ねることが出来るんです。

これが「意味」との

決定的な違いになります。

ただし、「発音の用法」

「単語」と違い、「意味」

とらわれずに使うことが可能です。

💙🍎🌴 = 👒 = Hat

「発音」のみで、

特に「意味」はない!

もちろん、

「意味」を意識して

使うことも出来ますよ。

💜ome = 🏠 💜

⇒ Home 💜

 Home! Sweet Home!

#暗示的に「my home」への

「愛情」を込めてる!

ちなみに、

💚eartily(heartily)

とすると、

「頭字法もと単語」

ということになるので、

「発音の用法(頭字法)」

「単語の用法」がダブります。

「💚eartily」「eartily」が、

「💜ome」「ome」と違い、

「💚」「送り仮名」になるんです。

💚(eartily)  💜ome 

このように、

「単語」の用法は

「発音」「意味」

「併せ持った用法」なんですね。

「単語」=(発音×意味

以上、「単語」を含めた

「計3つ」「文字の3用法」になります。

まとめ

  • 発音=表音文字(phonogram)
  • 意味=表意文字(ideogram)
  • 単語=表語文字(logogram)

「3用法」「正式名称」を与えると

こうなります。

でも、これら

発音意味単語の内の

どれでその「文字」を使うかは…、

「文字」ではなく、あくまで

その「使用者」が決めることなので、

どんな文字でも、

字形の由来を無視して、

使うことが出来ます

「字形の由来」「使用者がどう使うか」

ちょうど、

「漢字(単語)」

「仮名(発音)」として

使えたのと同じですね。

もっと言えば、

最終的にその「文字」

どんな「文字」であるか

を決めるのは…、

「作者」じゃなくて、

「使用者」だということです。

「作者がどんな文字として作ったか」

「使用者がどう使うか」

作者使用者

このように見ていくと、

「文字の本質」

「字形のそのもの」ではなく、

「その使い方」にあることが

わかりますね。

字形使い方

それでは、以上、

長くなりましたが、

今日はこの辺で。

また次回、お会いしましょう。

(への)/〜

と言いつつ、

以下文末まで続きます♪

意味深長な文末問題!!

「顔文字」は何用法?

「顔文字」

「絵文字」の延長ということで

「意味の用法」ですね。(への)

(See ya)/ のように

「発音」を入れたとしても、

  )/ 「意味」を表しますからね。

セットで見れば、

「単語」にも取れますが、

(  )/ 単体で見れば、

「意味の用法」になります。

なぜ「絵文字」は「文末」に置かれるの?

なぜか「絵文字」は

「文末」が定位置のように

置かれますよね。

「文末以外」にも

置かれることはありますが、

頻度でいえば、

「文末」が圧倒的に多いです。

でも、おそらくこれは、

サイレント(発音しない文字)

だということが、「読み手」

伝わりやすいからだと思います。

もし、単語の最後に

付けるのもありにしたら、

「単語」「♥」

混乱してしまいますからね。

もちろん、

それはそれでありですが…

I  U

ややっこしいですよね。

(への;)

一語言うたびに

「愛情」が込み上げてくる図

…でしょうか?

これはこれで、

湧き上がる「何か」

伝わりそうですが…、

正直見づらいですよね。

やはり、「文末」の方が

文全体を修飾できる意味でも

座りが良さそうです。(への)

どうやら、「意味」の用法は、

「発音」「単語」と違って、

「発音」を持たないためか、

その「使用法」

変わっているみたいですね。

また、「絵文字」ですが、

「用法」によって

呼び分けた方が良さそうです。

ボイス絵文字(発音):仮名・ローマ字

文末絵文字(意味):一般的な絵文字

単語絵文字(単語):漢字

(名称はご参考までに)

「www」は意味の用法?

ネットのコメント欄などで時折見かける

「wrwr(わらわら)」

「wktk(ワクテカ)」

あれは一見、文末にあるので

「意味の用法」に見えますが、

「発音」するため

「単語の用法」になります。

一方、(笑)の方は

「読まない」ので、

「意味の用法」になります。

でも、「カッコ笑い」

と読んだ場合は、

「見かけ」は同じでも、

「単語の用法」に変わりますよ。

!?は「表意文字」!?

「!」「?」は、創作文字では

よくアルファベットとセットで作られます。

でも、あれはあくまで

「記号」であって、

「文字」じゃありません。

ただ、「表意文字」の1種として

捉えることは出来ます。

なぜなら、「表意文字」は、

「!」「?」と同じく

「記号」だからです。

文字の名を冠してはいますが、

「発音しない」ので

文字じゃないんです。

「発音しない」

= 単語を表せない

= 言語を表していない

⇒ 文字じゃない!

でも、「表意文字」

「記号」は、やはり別物です。

両者の違いは、一言で

心的意味合い

あるかないか」

です。

「表意文字」

「顔文字」など見てもわかる通り、

「話者の心情」*を表します。

(への)

なので、

「!(驚き)」「?(疑問)」

「表意文字」の1種だと言えるんです。

反対に、

「ピリオド」や「コンマ」は

単なる「文末記号」になります。

言葉に出来ない話者の心情も

「言葉のひとつである」と捉えれば、

「表意文字」も文字の一種だと言えます。

もちろん、「!」「?」

文字の仲間入りを果たすことになります。

「〜♪」は音を表す表意文字?

「♪」は単体では

「表意文字」として使われますが、

〜♪(口笛ピュ〜♪)

「〜」とセットで使われるときは、

「3用法」のどれとも付きません。

確かに、「♪」単体で見れば、

「〜」の文末にあるので、

「意味の用法」で取るのが妥当でしょう。

しかし、これはあくまで

「〜と♪」でセットになっているので、

「3用法」それぞれで

解釈することが出来てしまうんです。

オノマトペの一種(単語)

オノマトペの発音表記(発音)

心的意味合い(意味)

というふうに。

*オノマトペ=擬音語・擬態語

ただ、

定の単語発音」

対応づけて訳せない!

という点を踏まえると、

やはり「意味の用法」が有力ですね。

「口笛」は吹けても、

「音読」は出来ませんし…。

何より、

「口笛」を吹いていない時にも

使いますしね。(への;)

以上、「文末問題」でした。

m( E N D )m

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする