考古学部にようこそ!
ぺのっぺです。(への)/
お越し頂いたみなさんには
早速、ヒエログリフ10個を
覚えて頂きたいと思います。(への)
ただし、
「覚える」と言っても
「読むだけ」です。
「書く」のは別問題ですので、
予めご了承ください。m(_ _)m
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ヒエログリフは古代の絵文字♪
まず、ヒエログリフとは、
「古代エジプト象形文字」のこと。
その名の通り、古代エジプトで
3000年もの間、使われ続けた
「古代の絵文字」です。
有名な「アンク(生命)」をはじめ、
メンフクロウやライオンなど
みな絵文字の外見をしています。
だけど、表音文字!
さて、みなさんは、
そんな「ヒエログリフ」に
どういった印象を持たれたでしょうか?
「古代文字」ということもあり、
学者にしか解読できない難解な文字
といった印象ですよね?
何より、あのリアル調の絵文字も
相まって、難解なイメージが付いて
離れないかと思います。(への;)
確かに、それは無理もありません。
実際、「書く」のは
ホントに難しいです。
特にキレイに「描く」となったら
「書道部と美術部の魂」が
必要になります。
でも、
「読む」分なら、実は、
そんなに難しくないんです。
(への)/
というのも、
「ヒエログリフ」のほとんどが
その絵文字の外見に反して、
「表音文字」だからです。
もちろん、
古代エジプト語として
「読む」となると、
難易度は上がりますよ!
でも、
文字の「発音」を覚えて、
「ローマ字」として使う分なら、
中学生が英語のスペルを覚えるより
はるかにカンタンなんです!
それも、
日本語と古代エジプト語との
「偶然の一致」を使えば、
「10個」は迷わず覚えることが
出来ます!
〜
それでは、少々前置きが
長くなってしまいましたが、
早速、覚えて頂くとしましょう!
ポイントは、
絵文字が表している対象の
「頭文字(ローマ字)」です。
ヒエログリフ10個を覚える !
① M
メンフクロウ 頭文字「M」
このブログの随所に点在してる
「メンフクロウ」
それが何と、ヒエログリフでは
「M」の発音を表しています。
顔も何となく、
「Mの字」ですね。(への;)
② L
ライオン Lion 頭文字「L」
実は、古代エジプト人も
「L」を知りませんでした。
何だか不思議な親近感ですね♪
(への)
なので、
外国語の「L音」用に当てられた
ヒエログリフがあったんです。
それが、何とこの
「ライオン(Lion)」
のヒエログリフ。
これで、「L」の発音を表します。
〜
ちなみに、古代エジプトにも
「R」の発音はありました。
なので、この「L」は
第二のラ行のような立ち位置で、
外来語表記にしか出番が
なかったんです…(笑)
なので、せめて日本語表記では
ラ行に使ってあげましょう!
② U・W(V)
ウズラのヒナ or 渦
頭文字「U&W(V)」
ウズラのタマゴは
美味しいですよね〜。
…ではなくて、
「ウズラのヒナ」が
「U」と「W」の発音を表します。
また、「渦」でもOKです。
それと、この「ウズラ」は
英語の「V」の転写にも使えます。
<英語転写>
ウズラ:「W・V」
渦:「U」
ただし、英語の場合は、
「ウズラ」と「渦」を
それぞれ別の文字に
割り当てます。
〜
何だかここまで、頭文字が
マリオ・ルイージ・ワリオ
になってますね(笑)
④ N
波 頭文字「N」
「波」は「N」の発音を表します。
⑤ K
カゴ 頭文字「K」
カゴには見えないかも
知れませんが、
取って付きの「カゴ」です。
「K」の発音を表します。
⑥ Q
丘陵 音読みだけど
頭文字「Q」
「砂丘」です。
「頭文字」というより
「丘」の音読みの「キュー」
で覚えて下さい。
「Q」の文字に使えます。
ローマ字入力なら、
「クヮ行」の発音に
使うのも手です。
⑦ J
蛇 音読みで「ジャ」
頭文字「J」
「蛇(ジャ)」の道は蛇。
というわけで、
「J」の発音を表します。
「Z」と「ヤ行」でも
表せますが、こちらの方が
スペース削減になります。
⑧ I・Y・E
葦 音読みで「イ」
頭文字「I・Y」
植物の「アシ」です。
「豊葦原(とよあしはら)」
です。
実は古代エジプト神話にも
「アアルの野」という
「葦原の楽園」が登場します。
なので、古代エジプトも日本も
「アシ」が大事なんですね!
さて、このヒエログリフは
「I」だけでなく、
「Y」の文字にも使えます。
また、「〃」の逆もOKです!
ちなみに、「一本」だけだと、
ローマ字転写の場合、
「エ」の発音に当てられます。
(本来はこちらが
「イ」なんですけどね…)
なので、一本葦の方は
「E」の文字に使えます。
ちなみに、
「当てられる」というのは、
「エ」と「オ」の発音が
古代エジプト語にはなかったからです。
⑨ A
アーム 外来語だけど
頭文字「A」
白黒で見ると、
ロボット「アーム」に見えるので、
こう覚えましょう!
「A」の発音を表します。
ただし、この「ア」は
第2の「ア」です。
「ラー(太陽)」や
「アンク(生命)」
などに使われますが、
単なる「ア」には
「エジプトハゲワシ」
の方が使われました。
どちらも「A」の文字に使えますが、
「エジプトハゲワシ」の方が
一般的です。
仕方ないので、
「エイジプトハゲワシ」
と覚えましょう!
「アーム」の方が
書きやすいんですけどね…。
(への;)
⑩ B
ブーツ 頭文字「B」
ホントは「脚(Leg)」なんですが、
白黒だと「ブーツ」に見えるので、
こう覚えましょう!
「B」の発音を表します。
まとめ
M:メンフクロウ
L:ライオン
U/W(V):ウズラ/渦
N:波
K:カゴ
Q:丘(キュウ)
J:蛇(ジャ)
I/Y:葦(イ)
A:アーム
B:ブーツ
以上で「10個+α」です。
この「10個」は、
絵文字のモデルを日本語に直すと、
「頭文字が同じ」になるので、
覚えやすいんですね♪
あとは、
「S・T・Z・D・
G・H・P・O」
の「8個」があれば、
ローマ字入力できます!
〜
さて、今回は、
入門書や入門サイトに倣って、
まず、ヒエログリフを
「ローマ字」として10個
覚えて頂きました。
しかし、ヒエログリフは、
同じ「表音文字」であっても、
ローマ字ではありませんでした。
そう、古代エジプトでは、
ヒエログリフをローマ字としては
使っていなかったんです。
例えば、メンフクロウは
この一字で「マ行すべて」を
表しました。
メンフクロウ一字で
マミムメモ
「マ行すべて」とは
何やら引っかかる言い方ですね。
でも、詳しくは次回
見て行きます♪
というわけで、今日はこの辺で。
それでは、また(への)/
P.S.残りのヒエログリフを覚える!
ローマ字表記は、あと8つ!
さて、余裕のある方は、
残りの8個も覚えて
しまいましょう!
まず、「S」は形の似てる
「∫(インテグラル)の長いS」
で覚えます。
「H」や「G」は
何となくアルファベットと
形が似てますし…、
「オ(O)」は「を」と
ソックリなので、
覚えやすいかと思います。
(への)
「T」と「P」は、
よくこんがらがるので、
「セット」で覚えましょう。
丸い方を「P」と
混同しやすいですが、
逆なので注意!
「D」は「で?」や
「どうぞ!」と言ってる
「手」の形で覚えるのも
「手」です。
「Z」は横線付きの「Z」と
気持ち似てるかな?
(への;)
英語表記は、あと4つ!
あとは、これに
「R・F・Sh・Ch(Th)」
の4つを覚えると、
「英語表記」も可能になります。
(への)♪
「R」は「唇」の「る」で、
「Sh」は「四角形」の
「し」で覚えられます。
「F」は90度回転させると
形が似ています。
「Ch(Th)」は
「C」の逆と覚えます。
参考サイト♪
それでは、最後に
練習や確認用として
参考サイトへのリンクを
貼って置きますね♪
私がヒエログリフに興味を持って
最初に調べた「思い出深いサイト」です♪
(への)
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