どうも、ぺのっぺです。
(への)/
前回・前々回と
「カンマの読みづらさ」
について見て行きました。
今回は、予告通り
「グローバルな
カンマなしアラビア数字」
について見て行きたいと思います。
スポンサーリンク
グローバルなアラビア数字
さて、本題に入る前に、
グローバルなアラビア数字とは何か?
少しまとめておきます。
グローバルなアラビア数字
=カンマによる意訳がない
=カンマなしの直訳アラビア数字
そう、グローバルであるためには
10,000,000,000,000,000
の「カンマ」をとって…
10000000000000000
(一京)
と示す必要があるんです。
でも、これでは、
グローバルに読みづらいですよね。
カンマなしアラビア数字
=グローバルだが読みづらい
そのため、
グローバル性を多少犠牲にしてでも、
カンマを入れて読む必要があるわけです。
小数こそグローバル
でも、よくよく考えてみたら、
この「カンマなしの読み方」って、
小数の読み方と同じなんです。
小数の場合、
仏典(殺那etc)や
国際単位系(ピコetc)を除いて、
単位が存在しないので、
アラビア数字を直訳して読みます。
0.0000000000000001
零点零零零・・・・・一
ちょうど、「番号読み」といっしょですね。
これは英語の場合も同様です。
zero point zero zero zero…one
or
oh point oh oh oh…one
一部、「0.12」を「zero point twelve」と
単位で読む場合を除いて、
基本同じ「番号読み」になります。
なので、カンマ区切りが違っても
関係ないんです。
0.00,000,000,000,000,01
0.000,0000,0000,0000,1
零点零零零・・・・・・・一
「単位」がないからです。
この場合、カンマは
単なる文字区切りに過ぎないので、
「千」や「万」などの
数詞を表さないんですね。
小数には単位がない
だから、
小数こそ
グローバルなんです。
数字の上でも、数詞の上でも、
そして、カンマの上でも、です。
もちろん、
単位がないと言っても、
日常使う意味での単位がない
という意味であって、
「単位が全くない」
という意味ではありませんよ。
仏典や国際単位系には、
「刹那」や「ピコ」などといった
「単位」がちゃんとあります。
でも、
「千」や「万」などといった
大きな数詞と違い、
日常語ではないため、
カンマで意訳されないんですね。
そのため、
「単位読み」ではなく
「番号読み」になるわけです。
1京分の1は瞬息
ちなみに、1京分の1ですが、
仏典では「瞬息(しゅんそく)」
と言うそうです。
「息をする間の短い間」
という意味ですね。
何だか、スーパーコンピューターの
「京」とセットにすると
覚えられそうですね。
一瞬で計算結果を
叩き出す京
そこで、ためしに
一句作ってみました♪
京算機
瞬息の間(ま)に
叩き出す
お粗末さまでした。
m(_ _)m
それでは、カンマの記事も、
この拙句を以って、
とりあえずの一区切りと
させて頂きます。
ここまで3回にわたって
お読み頂きありがとうございました。
m(_ _)m
では、また次回、
お会いしましょう。(への)/
スポンサーリンク