書き初めに何を書く?目の前の物から考えてみよう!

どうも、明けまして!

ぺのっぺです。(への)/

今年はイノシシだけあって、

他山の石を拾いに行っていたら

新年の挨拶が遅れてしまいました…🐗(汗)

昨年はどうも!

色々とありがとうございました♪

本年もどうぞ

よろしくお願い致します。

(への)/

それでは、今年は今更ながら

まず、「書き初め」から

やって行きたいと思います!

今年の文字ブ年賀絵は

ワケあって、2月になります。🐗

スポンサーリンク

さて、何を書こう?

え〜と、干支かな?🐗

「亥」

ん〜、でもそれじゃ、

何だかつまらないです。

折角なんだし、ここは

トンチの一つや2つ行きましょう!

一年の抱負とか堅いことは考えず、

年のはじめに笑えるような

「トンチカツ」を!(笑)

目の前のものから書く!

といっても、何を書いていいやら…。

「夢」や「未来」じゃ

抱負としても漠然としてますし、

それが自名の方もいらっしゃるでしょう。

正月早々、自分の名前って…(汗)

そこで、とりあえず、

目の前にあるものから

字に起こしてみましょう!

「字」!

何とそのまんまですね(笑)

書き初めに「字」を書く…。

でも、手書き離れしてる現代では、

下手をすると、これが最初の

手書き文字かもしれないです(笑)

それに、綺麗に「字」を書けたら、

きっと、他の漢字も感じ良く

書けるようになるかも知れませんね♪

何と「紙」!

何を書いていいか

分からないから、

目の前の

和紙に向かって、

「紙頼み」…。

でも、これじゃ、

「これは紙だ!」という、

自己言及型文になっちゃいますね(笑)

手紙

でも、捻りが足りないので、

ちょっと、お洒落にお手紙を…。

これなら、誰かに渡せます!

読めるけど、読めない手紙…。

気持を込めて、

文字通り一筆したためる!

言葉にならないお手紙です♪

あっ、でも、中国語だと

「トイレットペーパー」の

意味でしたね(汗)

ならば、「書」だ!

「書」を書く、

「書くこと」を書く!

草書で達筆に書いたら、

まさに、書道ですよ!

パッと見、読めませんからね(笑)

筆記用具を書く!

筆記媒体の「紙」をやったので、

筆記用具の「筆」を!

あ〜でも、筆を立てて書くのは

難しいですよね。

どうしても、斜めにして

書いてしまいます(汗)

(イタリック体)

影の筆記用具;

「墨」!

「和紙・筆・墨」

まさに書道の三種の神器です!

この三位一体がひとつの文字を

書き上げるんです♪

あ〜でも、「墨」と聞くと、

どうしても、思い出しちゃいます。

小学校の頃、

うちのクラスだけ墨汁禁止で、

墨擦るのに腕が疲れ果て、

しかも文字が灰色だったことを…(笑)

50パーは越えるのも難しかった…。

形のない抽象的なものを書く!

さて、目の前にあるものでも、

やはり、具体物だけでは、

限界がありますね(汗)

そこで、今度はもっと、

抽象化して抜き出して

字に起こしてみましょう!

墨の文字色から

抽象化して「黒色」

抜き出す!

「黒」は墨の字の上部分ですからね!

ちなみに、これも「紙」同様、

「これは黒だ!」という

自己言及型文になってます。

和紙の「白さ」

抜き出して書く!

「黒い文字で白」

何だか、篆書で書いても

ふつう過ぎて味気ない

かもしれませんが,

文字色は「黒」なのに、

文字は「白」を意味する。

というのは、

よくよく考えると、

けっこう完成した

「矛盾」なんですよ(笑)

筆画を抽象化して

「線」を書く!

流石に、トンチも

キツいところですが、

でも、草書なんて、

もはや「線」ですからね(汗)

これもOKでしょう(笑)

書きたいものを書く!

でも、何だかんだ言って、

書きたいものを

書けばいいんだと思います(汗)

少し「トンチ」を交えてね!(笑)

私は美術部なので、

「絵」を書きたい!

そういう方には

この「絵」の文字を!

白黒だと流石に絵には

見えないかもしれませんが、

あとで、デジタルで虹色にしたり、

文字に絵の背景を透かし入れれば、

もう立派な文字アート;

「絵」になりますよ♪

それに、アンデルセンの作品に

『絵のない絵本』というのが

ありますからね。

だから、これも、れっきとした、

『絵のない絵』!

「本」ではないですけどね(笑)

ただ、カラフルだと、

書き初めっぽくないかも

しれないですね(汗)

そこで、少し色を抑えてみました♪

どうでしょう?

ほんのりと色味がある。

書き初めと描き初めの折衷です♪

いつか本を書きたい!

そんな願いを祈念して、

一筆入魂!

「本」

を書き入れましょう!

もしかしたら、

本屋の看板にも使えるかも

知れませんよ(笑)

それに、これも

文字を透かしてあげれば、

さながら、「絵本」になります♪

欲しいものを書く!

もう〜ここは、単純に

今年欲しいものでも

書いちゃいましょう(笑)

少し、ボケて

書いてみてください♪

正月と言ったら、

やっぱり、「お餅」が欲しい〜!

もう鏡は割れちゃってますけど、

一応まだ1月なので、

お汁粉でも食べてから、

書きましょう!

「絵に描いた餅」

  ならぬ

「字に書いた餅」!

まあ、どちらにせよ

食べられませんけどね(笑)

これは、何と現金な¥

「金」(キン)

マネーでもゴールドでも

将棋の金でも、贅沢ですよ¥(笑)

確かにどれも欲しいですけど、

私だったら、その金で手に入れたい

物の名前の方を書きますね¥

車とか王将とか夢とか!w

え?もっと現金?¥

そうかも…(汗)

文字の格言を書く!

でも、やっぱり、

ちゃんとした言葉を書きたい!

そういう方のために、

文字に関する格言を

少しご紹介しますね♪

不立文字

要約すると、

「大事なことは

文字や言葉にはできないし、

伝わらない。」

という意味です。

詳しくは

以下のサイトが参考になります。

ただ、この記事では、

書道の文脈でこの言葉を

解釈して見て行きますね。

さて、この言葉。

一見、アンチ書道に

聞こえる言葉ですよね?

でも、むしろ、

「書の真髄」を表しているかも

しれないんですよ!

なぜなら、書を味わうことは

文字通りに書かれた言葉を

読み取ることではなく、

その背景にある

歴史だったり、アートだったり、

個人だったりを読み解くことだろう

からです。

空海の風信帖(ふうしんじょう)から

生活感あふれるクセ字や

走り書きまで。

言葉通りの言葉がないように、

文字通りの文字もまたない。

そのことが、書を書くことで

実感できるんだと思うんですね。

〽メモ書きも 活字もクセ字も 同じ文字…

だけどココロは 字に表れる

眼光紙背

そして、この言葉も

そうした書道に通じる

言葉として読むことができると

思います。

眼光(がんこう)

紙背(しはい)に徹(てっ)す

 

《紙の裏まで見通す意から》

書物の字句の背後にある

深い意味をも読みとる。

参考:コトバンク:デジタル大辞泉の解説

正確には、

「眼光紙背に徹す」で、

意味合いも

「言葉の指し示す

真意を読み取ること」ですが、

私は、書かれたものを

単に読み取るのではなく、

書き手の心まで含めて

読み解くことだと解釈しました。

もちろん、

書道の文脈限定ですが、

言葉の真意というのが

話し手の真意であるのと

同じように、

文字の真意もまた、

書き手の真意にあるのだと

思います。

オリジナルの言葉を書く!

さて、他には、

新年早々、創作意欲を

掻き立てて、新しい造語を

書にするのも一興かもしれませんね。

亥乃獅子

というわけで、

早速、干支で造語!

実は「いのしし」は

歴史的仮名遣いでは

「ゐのしし」と旧仮名でした。

そして、亥の字は

「ゐ」の音読みなので、

そこで、「ゐのしし」を

「亥乃獅子」と当て字!

朱色で獅子舞のイメージと

掛けてみました♪

字宙

ん?宇宙?

いやいや、これは

字の宙(そら)と書いて

「字宙(うちゅう)」

「和紙は宇宙」

そういう意味を込めて、

作ってみました♪

一見、只のだまし字に

見えるかもしれませんが、

でも、草書や篆書だと、

モノホンの「宇宙」よりも

宇宙っぽく見えるんですよ♪

左:字宙 右:宇宙

まとめ

<目の前のもの>

字 紙 手紙 書

<筆記用具>

筆 墨 

<抽象化>

黒 白 線

<欲しいもの>

絵 本

餅(善哉)金

<格言>

不立文字

眼光紙背

<オリジナル>

亥乃獅子

字宙

以上、書き初めでした♪

(全部デジタルでしたがw)

というわけで、今日はこの辺で。

それでは、また(への)/

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする