どうも、ぺのっぺです!
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前回は8通りの中から
「ニ」の字を1つ選びました♪
5回目の今日は
「ホ」の字を選んでいきます!
それでは、早速参りましょう!*
*Koin 変体仮名さんに
掲載されている種類の中
から選んでいます。
実際の変体仮名は
もっと種類が多く、
書き方も多様ですが、
収拾がつかなくなるので、
Koin変体仮名さんに
掲載されている中から
選ぶことにします。
現代ひらがな・カタカナモデル
まず最初に、
現代のひらがな「ほ」と
カタカナ「ホ」の元になった
変体仮名を見てみましょう!
保(ほ)(ホ)
保⇒
⇒ほ
(現代ひらがなは漢字から
変体仮名を経由して出来上がった!)
保⇒ホ
(カタカナは漢字の部首を取って
変体仮名とは別に直接できた!)
保⇒⇒Ø
(このくずし方の「ほ」は残らなかった)
前回の「仁」同様、
ひらがな・カタカナどちらも
「保」がモデル。
くずし方で3パターンあります。
特に3番目のくずし方は
今の「ほ」とかなり違うので、
別にしました。
今の「ほ」より崩されてるので
一筆で速く書けます。
見た目にもカッコいいので、
結構オススメです♪
ちなみに「保」ですが、
「保つ」の意味なので、
「花が匂いを保とうとするけども」
と解釈するのも手ですよ。
第3の仮名たち
続いて、第3の仮名(造語)
現代のひらがな・カタカナに選ばれず、
歴史の影に消えていってしまった
本当の変体仮名たちです…。
光を当てて、見てみましょう!
本
本⇒
⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
右のくずし方は「不(ふ)」に見えますが
本当に「本(ほ)」です(笑)
(本)(不)
違いは右側の筆致をあげるかどうか…
さて、よくイロハ歌には「暗号」が
隠されていると言われます。
有名な「とがなくてしす」ですね。
でも、実はもう1つあるんです。
以下、ヤフー知恵袋より引用。
この歌を全て仮名にし
文節や単語の切れ目を気にせずに
機械的に7文字毎に改行して
書いてみなさい。いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす(この歌の時代は
「が」や「ぞ」のような
濁音は表記されない)各行の最後の文字をひろうと
「とかなくてしす」
→とがなくてしす
→咎無くて死す
→ 無罪なのに濡れ衣を着せられて
しぬ(処刑) となる。さらに各行の5文字目をひろうと
(最後の「ゑひもせす」は無視して)「ほをつのこめ」
→本を津の小女
→この本を津にいる
小女(嫁の意)へ届けよとなる。以上2つをあわせる。
《無罪なのに濡れ衣を着せられてしぬ。
この本を津にいる嫁へ届けよ。》これが“隠されたメッセージ”である。
引用元:ヤフー知恵袋ベストアンサー
そう、「本を津の小女」
「ん」は読まず「本(ほ)」です。
「キーアイテム」ですね。
これは、選ぶしかない!?
報
報⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「択」にしか見えないこの仮名。
実は「報告」の「報」の字。
「因果応報」という言葉は
「仏教」から来てるので、
それを意識して選ぶのも手です。
奉
奉⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
「奉(たてまつ)る」の「奉」の字。
この仮名は意味というより、
「字のカッコよさ」で
選んだ方がいいですね。
穗(穂)
穗⇒⇒Ø
(第3の仮名は現代仮名にない)
穗(旧漢字)
穂(新漢字)
稲穂が広がる秋の収穫風景が浮かびます。
「ハ」の仮名選びのところで
「色葉」と解釈された方は、
秋の「紅葉」が含まれるので、
この「穂」の字も合いますよ♪
2022年11月11日追記
でもそれ以上にこの「穗」の字は
「赤穂浪士(あこうろうし)47士」
を連想させます。
赤穂浪士は「47士」であることから
イロハ歌とよく関連付けられてきました。
特に、「咎(とが)なくて死す」の暗号…
なので、赤穂浪士を意識される方は
この仮名を選びましょう!
まとめ
以上、全8通り!
「イロハニホ」で
4480*8=全3,5480通り!
さて、みなさんは
どの仮名を選びましたか?
今回のポイントは
「イロハ歌の暗号」を
意識するかどうかでした。
「本(ほ)を津の小女(こめ)」
また、他の仮名とソックリな仮名も
ありましたね。
左は「不(ふ)」ではなく
「本(ほ)」!
〜〜〜
さて、文字ブとしては
「本」の仮名を選びます。
理由はもちろん、
①イロハ歌の暗号に出てくる
「キーアイテム」だから!
〜〜〜
というわけで、5回目の今日は
「ホ」の字を選びました!
次回は「ヘ」の字を選んでいきます。
それでは、今日はこの辺で。
また次回お会いしましょう!
(の へ)/
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