ヘラクレスオオカブトをギリシャ文字で書いてみました♪

どうも、ぺのっぺです!

(への)/

今日はギリシャ文字で

「ヘラクレスオオカブト」

書いてみました!

やはり「夏休み」といったら、

「カブトムシ」!

「カブトムシ」といったら、

「ヘラクレス」!

「ヘラクレス」といったら、

「ギリシャ文字」

ですからね♪(笑)

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「ギリシャ文字」ってどんな文字?

…と、その前に、そもそも

「ギリシャ文字」って

どんな文字なのか?

これはその名の通り、

「ギリシャ」で使われてきた

文字のことです。

なので、

今でも現代ギリシャ語で

使われてますよ!

(サガポー)

Σ΄αγαπώ

(S’agapó)

=I love you

仕組みは、ローマ字と同じ

アルファベット。

なので、「Σ」と「α」で

「サ」の発音を表します。

文字の形が独特で

洒落てることを除けば、

ローマ字と同じで、

そんなに難しくないんです。

日本では、

<+アルファ>の「α」

<ベータ版>の「β」

<ガンマ線>の「γ」

<デルタ地帯>の「Δ」

<イプシロンロケット>の「ε」

<時計のオメガ>の「Ω」…

そして、何より、

「数学」の記号でお馴染みです♪

円周率パイ「π」

サインシータ「sinθ」

シグマ「Σ」…

もちろん、「顔文字」にも♪

(θωθ)

だから、ギリシャ文字は

白と青の美しい「景色」と同時に

難解な「数学」が浮かぶ…

「憧れ」「近寄りがたさ」

併せ持った文字なんですね。

ギリシャ文字はハードルが高い!?

でも、ギリシャ語は日本語には

あまり「直接」入って来ていないので、

ギリシャ文字を使おうにも、

普通はギリシャ語を学ぶ以外に

方法はありません。

「数学記号」としての

「ギリシャ文字記号の方が

実用的な上、学校で習える分、

まだ身近でカンタンかもしれません。

対し、「文字」としての

ギリシャ文字の方は、

現代ギリシャ語で今も

使われてるといっても、

マイナー言語なため

学習しずらいですし…、

古典ギリシャ語は

古代ローマのラテン語とともに

大学で学ぶことも難しい

古典語です。

聖書ギリシャ語に至っては

それこそ、神学専攻の方

くらいしか学びません。

対し、

フランス語やイタリア語なら

学習書も多く、学習しやすいです。

何より、直接入って来てる

「外来語」が多く、

カフェの看板や作品名などにも

使われてるため、

「カフェオレ」は

café au lait

「カンタービレ」は

<Cantabile>

というふうに、

その言葉を学習しなくても、

その外来語を元の言葉の文字で

お洒落につづって楽しむことが

カンタンです。

何より、日本語のローマ字に

混ぜ書きして楽しむことも

できますからね。

Café au lait o irenagara,

adagio cantabile o kiku.

対し、ギリシャ語は

「直接」外来語として

入って来ているのは

ホントにごくわずか…。

それも、馴染みづらい

「哲学」「倫理」の用語が

ほとんどです…。

イデア フィリア

アガペー プシュケー

タナトス パトス

.etc

それ以外は、大半、

英語やらラテン語やらを

経由しており、元の形から

変わってしまっています。

アスパラゴスアスパラガス

スポンゴススポンジ

このように、せっかく、

お洒落でカッコいい文字なのに、

使うまでのハードルが

異常〜に高いんですね…。

あの昆虫ならギリシャ文字でつづれる!

でも!

子供にもお馴染みの

「あの昆虫」なら、

「直なギリシャ語」

ギリシャ文字で書くことが

できます!

それが、

あの世界最大のカブトムシ;

「ヘラクレスオオカブト」

もちろん、ギリシャ語なのは

その中の「ヘラクレス」の部分

だけですけど、

おそらく、小学生男子なら

まず知らない人はいない

知名度トップクラスの

「ギリシャ語」です!

というわけで、早速、

書いてみました♪

ΗΡΑΚΛΗΣ

Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

「ヘラクレス」の箇所のみ

ギリシャ語!

ΗΡΑΚΛΗΣ

「オオカブト」の部分は

ローマ字のようにして、

日本語の「オオカブト」を

発音通り、ギリシャ文字に

置き換えています。

Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

解説:

ギリシャ文字でヘラクレスオオカブト!

ΗΡΑΚΛΗΣ

Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

前半部分が「ヘラクレス」!

ΗΡΑΚΛΗΣ

=ヘラクレス

でも、ローマ字とあまりに

かけ離れているので、

解説はあとに回しますね。

近寄りがたい

「Σ(シグマ)」さんが

いらっしゃいますし…(汗)

ギリシャ文字でオオカブト!

対し、「オオカブト」の部分は

日本語の発音を写してるので、

ローマ字とかなり近いです。

Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

=オオカブト

Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

Ō KABUTO)

ローマ字と違うのは

この青い文字の箇所だけ。

「Ω」は言わずと知れた

「オーメガ」

メガな「オー」

=大きな「オー」

=長い「オー」!

なので、「オー」

という伸ばす発音。

続いて、

「ΟΥ」は二重母音で

これも「ウー」という

伸ばす発音。

実は、ギリシャ語には

「短いウ」はないんです。

なので、これで代用します!

そのため、発音は

「オー カブト」に…。

日本語と少しズレちゃいますが、

でも、これはこれで、何だか

ギリシャ語っぽく聞こえません?

「ヘラクレス」も

古典ギリシャ語の発音だと

「ヘラクレス」ですし…。

ギリシャ文字でヘラクレス!

さて、本題、

「ヘラクレス」

どうでしょう?

ΗΡΑΚΛΗΣ

HĒRAKLĒS

ローマ字とだいぶ違いますね…。

さすが、直なギリシャ語!

やはり難しいそう!

でも、ヘラクレス一語だけなら

以下の方法で強引に覚えられます。

①Η(エータ)=HĒ

「H」だから、ハ行?

でも、「へー」って?

とりあえず、

日本語の「へ」に近いものだと

仮定しときましょう。

②Ρ(ロー)=R

「P」なのに「ラ行」!

それはなぜだ「ロー」

それは、「パ行」が

「π(パイ)」で表されるから。

πάθοςトス)

それに、よくよく見ると、

「Ρ(ロー)」は

「R」と結構似てます。

Ρ ≒ R

右足があるかないか

しか違いません。

だから、ラ行なんです。

③Α(アルファ)=A

④Κ(カッパ)=K

大文字だと同じ形になる

この2文字…。

むしろ、小文字の方が

間違い探しみたいで、

難しいです。

α(アルファ):a(エイ)

κ(カッパ):k(ケイ)

⑤Λ=L

「A」に似てますが、

「レ」がひっくり返った形と

覚えましょう。

⑥Η=Ē

なぜか、「へー」じゃなくて、

「エー」

でも、日本語の「〜へ」も

「へ」じゃなく「エ」

読みますからね。

なので、「へー」だけど、

この場合は「エー」となんだと、

覚えちゃいましょう。

⑦Σ=S

「Σ」は「S」!

ギザギザした「Σ(シグマ)」と

螺旋状の「S」が、何と同じ発音!

先程の「Σ΄αγαπώ(サガポー)

=I love you」

「Σ」と「α」で「サ」でした。

これが「サ行」だなんて、

一見、変に思えるかも知れません。

でも、よく見て下さい!

「Σ」の形!

少し「そ」と似てませんか?

Σ:そ

そう! だから、

「サ行」なんでしょう。

現代ギリシャ語だと…?

ちなみに、現代ギリシャ語で

「ヘラクレスオオカブト」は…

Το σκαθάρι

Ηρακλής

ト スカ

イラク

というようです。

まず、発音が変わってますね〜。

ヘーラクレース

イラクリス

英語の「ハーキュリー」や

フランス語の「エルキュール」

よりはマシですけど、

2000年以上の年月もあって、

結構、変わってます…。

それに、

古典ギリシャ語にはなかった

「小文字」が加わり、

Το σκαθάρι Ηρακλής

数学や顔文字でお馴染みの

丸っこい外見に…。

(θωθ)

でも、今回はオオカブト」

なのもあり、古典風に

すべて大文字で書きました。

ΗΡΑΚΛΗΣ Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

ちなみに、漢字の当て字だと…

「赫拉克勒斯大甲虫」

????

これは…慣れて来ると、

ギリシャ語版の方が

書きやすいかも知れませんね…。

ΗΡΑΚΛΗΣ Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

 赫拉克勒斯大甲虫

古典ギリシャ語だと…?

ちなみに、古典ギリシア語だと、

Ο ΚΑΝΘΑΡΟΣ

ホ ンタロス

Ο κάνθαρος

辺りが「カブトムシ」っぽい

ですけど、

どうやら、

「フンコロガシ」の

意味らしいので、よくて

「甲虫」ですね。

ただ、英語の「beetle」も

現代ギリシャ語の「Το σκαθάρι

(ト スカサリ)」も「甲虫」

の意味合いなので、

「甲虫」まで訳せれば

御の字だと思います。

実際、漢字の当て字では、

「大甲虫」ですからね。

それに、当時はまだ

ヘラクレスオオカブトは

知られてなかったので、

Ο ΚΑΝΘΑΡΟΣ ΗΡΑΚΛΗΣ

ホ カンタロス ヘーラクレース

Ο κάνθαρος Ηρακλής

と仮に表しても、

創作になってしまいます。

まとめ

ΗΡΑΚΛΗΣ Ω ΚΑΒΟΥΤΟ

ヘーラクレース オー カブート

Το σκαθάρι Ηρακλής

ト スカリ イラク

赫拉克勒斯大甲虫

ヘラクレスオオカブト虫

Ο ΚΑΝΘΑΡΟΣ ΗΡΑΚΛΗΣ

ホ ンタロス ヘーラクレー

以上、ヘラクレスオオカブトを

ギリシャ文字で書いてみた!

でした。(θωθ)

もっとギリシャ文字を

知りたい!という方は、

こちらのサイトさんが

オススメですよ!

というわけで、今日はこの辺で。

それでは、また(のへ)/

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