【2016年】半年遅れの文字ブ年賀絵「犭楽園のaPpLe(ラクエンのエイプル)」

どうも、ぺのっぺです。

(への)/

もうすぐ今年も半分ですね〜。

ということで、今日は、

今更ながら、

「今年の文字ブ年賀絵」を

ご披露したいと思います。

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「猿」と「文字」の関係…

でも、その前に、みなさんは

「猿」「文字」

この2つのワードから

何を思い浮かべますか?

「猿」「言語」なら

イメージとしては自然ですよね。

言葉を持つことでクロマニョン人

&ネアンデルタール人に進化した!!

人と猿との間の

ミッシングリンクのひとつが

「言葉の獲得」ですからね。

しかし、

「猿」「文字」

ではどうでしょう?

あまり関連性がありませんよね。

人が文字を獲得したのは、

およそ「5千年前」のことですし、

クロマニョン人と

ネアンデルタール人に分かれたのが、

およそ「30〜40万年前」なので、

「文字」が「言葉」と違って、

「猿」との関連性が

乏しいように思えるのも

無理はありません。

神話における「猿」と「文字」!

でも、それは

「歴史上」の話でしかありません。

「神話上」においては

「猿」「文字」

密接に関わっているんです。

それが知恵の神ヘジュウルです。

あのインドのハヌマーンよりも

さらに昔の猿神様です。

古代エジプト黎明期(れいめいき)

からいる神様なので、

元祖猿神様と言えます。

そして、この猿神様は何と、

あのトト神の別の姿でもあるんです。

「トト神」というのは

多分ご存知の方も多いかと思います。

あのヒエログリフを発明したとされる

「知恵」の神様です。

クロトキの姿で有名ですよね。(θωθ)

でも、そのヒエログリフの知恵を

人々に伝えたとされるのが、

実はこの「ヘジュウル」という

「猿神様」なんです。

「ヘジュ」は古代エジプト語で白」

「ウル」「偉大」!

(ラピュタ語ではありませんw)

その名の通り、

「白き偉大なるもの」

白銀のヒヒ姿の猿神様です。

そして、

同じく知恵の神であることから、

「トト神」と習合(同一視)され、

ヘジュウルはトトの化身のひとつになりました。

あの有名なオシリスの審判において、

天秤に載せられた死者の心臓を測る際は

ヘジュウルの姿をしています。

このように、

「猿」「文字」は神話上、

深いつながりがあるわけなんですね。

よく「猿知恵」とか言われますが、

「猿」はむしろ

「知恵のある動物」だという

捉え方もされて来たわけなんです。

2016年年賀絵!

さて、こちらが今年の年賀絵です。

題して、

「犭楽園のaPpLe(ラクエンのエイプル)」

「酉」である「トト」は、

まだ生まれる前の

「タマゴの中」

「申」である「ヘジュウル」は

「老猿の姿」で、

「永遠」を意味する

「黄金のリンゴの中」にいます。

タマゴは「始まり」を、

リンゴは「終わり」

古代ローマでは表しました。

終わりから始まりへ」

ヘジュウルは歩いて行く。

「イースターエッグ」が表す

「再生・復活・新たな命」

遂げようとしているのでしょう。

「文字」による

「新たな知恵の始まり」

「ヘジュウル」であり

「トト」である

「白猿(しらざる)」の

「文字の発明」

これは、ある種の「失楽園」です。

「文字」は

「知恵の実:リンゴ」

他なりませんからね。

そして、

「人類5000年の失楽園」

ここから始まるのです。

ギリシャ文字に書かれているのは…?

さて、タマゴの白身には

「ギリシャ文字」がケチャップのように

書かれています。

これはヘジュウルが

黄金のリンゴの中で、

無限の時間をかけて

ランダムに打ち出したものです。

ヘジュウルは

楽園の真ん中に備え付けられた

「タイプライター」

毎日打ち続けていました。

(ただし絵にはありません)

すると、あるとき、

「神託のような文字列」

が打ち出されたのです。

しかし、ヒエログリフの発明者であっても、

ギリシャ文字を知らぬヘジュウルには、

何のことかサッパリわかりません。

「It’s all Greek to me!」

(私には全くのギリシャ語だ!)

そう、「ちんぷんかんぷん(珍文漢文)」です。

ヒエログリフのような写実的外見と違い

「模様」にしか見えないギリシャ文字。

だけど、ヘジュウルは

ギリシャ語が読めないからこそ、

これがギリシャ語では

ないことにすら気付けない。

でも、その一言を発した瞬間、

ヘジュウルは閃きます。

そう、実はこれは

「英語」なのです。

「It’s all Greek to me!」

このセリフを産み出した

シェイクスピアの言葉を

「ギリシャ文字」

つづったものだったんです。

「To be, or not to be,

that is the question.」

(生きるべきか、死ぬべきか、

それが問題だ。)

そう、あの有名なハムレット王子の独白。

ちなみに、英語圏の人は

「ギリシャ文字」が読めず、

ギリシャ人は文字のミスリードで

「英語」が読めないので、

誰が読んでも、

「ちんぷんかんぷん」になります。

そう、知恵の神であるヘジュウル以外は。

「星々」の表すものとは?

さて、

「生きるべきか死ぬべきか?」

という文章を読み取れたヘジュウルは、

その答えを探るべく、

「黄金のリンゴの外側へ」

旅立って行きます。

すると、どうでしょう?

リンゴの外側には

宇宙の大海原が広がり、

「星々」が意味ありげに

輝いているではありませんか!

文字の発明者であるヘジュウルは、

それが「文字」であることを

一目で見抜きました。

古代、「星々」は人々にとって

「神々の言葉」でした。

「天文学」が

「最古の学問」である所以です。

一説によると、

「文字」の起源は

「星読み」だとされています。

「天の文字を読み解くことが

文字の発明につながった」

というわけですね。

また、「星々」は太古より、

神々が世界の外側から空けた穴

(から漏れ出る外の光

であるとも言われていました。

ちょうど点筆凹点字を空けるように。

そう、だから、この星々は

表裏反対・左右真逆の

「点字」になってるんです。

凹点字で

AKEOME(あけおめ)」

母音子音

下の方は

上下も逆さにして「と・し」

(🐒とし)

紅白の星々が意味するのは、

荘厳な神託ではなく、

ただの挨拶でしかなかった

というわけです。

でも、ヘジュウル自体が

「年神様」なので、

これは外の神々からの謹賀新年の

お出迎えということになりそうです。

ヘジュウルは知らない…

何はともあれ、

こうして太古の知恵を駆使して

天文点字を読み解いたヘジュウル。

しかし、例の一文の答えはどこへやら。

何より彼は、自らが

文字(ヒエログリフ)の一片に過ぎない

ということをまだ知らないのです。

以上が、

今年の文字ブ年賀絵

&その説明になります。

いろいろ設定や説明、画力等、

行き届かない所がありますが、

温かい目で見て頂けたらなと思います。

それでは、今年もそろそろ

半熟タマゴですが…、

残り半年、よろしく

お願い致します。m(_ _)m

以下完熟まで続きます♪

その他もろもろ猿知恵袋🐒🍎

リンゴ葉っぱには〜?

「2016」

と書いてあります。

リンゴ黄色なのは〜?

タマゴの黄身(茹で卵色)

に見せるためですが、

その他にも、

ギリシャ神話の「パリスの審判」

で有名な「黄金のリンゴ」と掛けています。

(というよりコナンで有名!!)

なので、断じて

「梨」ではありません。

「梨」では歌舞伎の

「梨園(りえん)」

なってしまいますからね(笑)

なんで、古代ローマでは「リンゴが終わり」で「タマゴが始まり」?

古代ローマ人の食事は

「タマゴ(茹で卵?)」に始まり、

「リンゴ」で締めくくられました。

(リンゴがデザート♪)

これを古代ローマの詩人ホラティウスが

最初から最後まで」

という言葉で使ったことに由来します。

「AB・OVO・VSQVE・AD・MALA

(アブ・オーウォー・ウスクウェ・アド・マーラ

「AB 🍳 VSQVE AD 🍎🍎🍎」

でも、英語に直すと…

「From egg to apples

そう、リンゴが複数形なんです。

何だか意味深ですよね。

最初は同じ、最後はいろいろ」

私はそういった意味が

込められていると解釈しましたが、

みなさんはどう読まれるでしょうか?

「AKEOME」と「あけおめ」は、点字で打つと〜?

点の総数が同じ「13」になります。

是非、オセロを並べて

試してみて下さい(への)♪

「とし」は上下逆さにせずに読むと〜?

「しと」です。

「母音」「赤」

「子音」「白」で塗っています。

でも、色を無視して上下逆さにせずに、

そのまま読むと「使徒」になります。

クリスマス正月の習合(コラボ)です。

(過ぎてますがイースターtoo

🍎

なんで、リンゴの中にがいるの?

1,楽×白

2,APPLEの中にape(エイプ)

aPpLe(ラクエンのエイプル)」

(失楽園  出楽

🐒

なんで、「猿」と「シェイクスピア」なの?

一見、何の関係もないように思えますよね。

でも、実は両者を結びつける

ある喩え話が存在するんです。

それが

「無限の時間があれば

猿でもタイプライターを打って

シェイクスピアの一文が出せるだろう」

という喩え話です。

「無限の猿定理」と称され、

「無限においては偶然が世界を作り得るのだ」

ということを説明する喩え話です。

あるいは、

「有限においては、

たとえ悠久の時間といえども、

猿はシェイクスピアの一文すら打ち出せない、

打ち出すには無限の時間が必要だ!」

とも解釈できます。

なので、「無限の猿」と言っても、

孫悟空の分身とかじゃないんです(笑)

まあ、絵的に「タイプライター」を

入れ込めなかったんですけどね。(への;)

「KYECTION(クエスチョン)」はローマ字?

これはあくまで

「ギリシャ文字」です。

でも、

ローマ字でも読み取れるもの(大文字)

をあえて選んでいます。

というのも、

「It’s all Greek to me!」

のセリフが、

シェイクスピアの

「ジュリアスシーザー」に出てくる

シーザー(カエサル)のセリフだからです。

ヘジュウルをルビコンを渡るカエサルに見立て、

復讐を決意するハムレットと対比させました。

「生きるべきか死ぬべきか?」

それはギリシャ語(ギリシャ哲学)だ

わからない

知らざる

ならば、わかるより先に決断し行動せよ!

「白猿知らざる」

見ざる×聞かざる×言わざる

「C」はギリシャ文字?

「C」「三日月のΣ(シグマ)」

といって、

よく使われた「Σ」の異体字です。

ギリシャ人にとっての「It’s all Greek to me !」とは?

ギリシャ語では

「;(セミコロン)」

「?」の意味なので、

ギリシャの方にとっては

二重の意味で

「It’s all Greek to me !」

になっています。

丁度、日本語の「〜か」の問いかけに

「;」による「?」が当てられています。

ヒエログリフで「猿」は何て言うの?

「KY狒々(キイ)」と言います。

「大文字」だけですが、

「KYECTION(クエスチョン)」

頭2文字「KY」と一致します。

でも、「ky」じゃありませんよ(笑)


以上

絵・絵文字・文字・数字・点字・だまし絵

を駆使した(つもりの)年賀絵になっています。

我ながらまとまりがありませんね〜。

(への;)

でも、黄金のリンゴは

「不和の女神エリス」

投げ入れたものなので…、

「まとまらない」のも

仕方ありません…(汗)

それでは、大変長くなりましたが、

残り半年、良いお年をお過ごし下さい!

(への)/

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