使ってみたい当て字を分類して徹底分析!自作もしてみました♪

どうも、ぺのっぺです。

(への)/

今日は「当て字」について

分類し分析してみました!

使ってみたいものを

選んでまとめています♪

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当て字とは?

まず、当て字とは、

漢語ではない外来語や和語に

漢字を当てることです。

例)

外来語:洋橙(オレンジ)

和語:紅葉(もみじ)

日本ではカタカナが

外来語専門職に就くまでは、

外来語はもっぱら漢字による

「当て字」で表されていました。

例)

瓦斯   ガス

でも、そのルーツ自体は

古代中国語の「音写」にあります。

仏教用語や日本の人名に

漢字の「読み」「意味」

当ててたんですね。

また、これをヒントに

日本では「万葉仮名」が発明され

現在の「仮名」「当て字」に至ります。

なので、結構古くからあるわけです。

漢字の「読み」を当てる♪

まずはコレ。

もっとも簡単な当て方です。

単語の意味はとりあえず無視して

発音だけ漢字の「読み」で当てる。

亜馬孫(アマゾン)

そのため、地名や国名・人名など、

意味の連想で当てることのできない

「固有名詞」に多いですね。

中には一見、

意味を意識してるように

見えるものもありますが…

喇叭(ラッパ)

喇:おしゃべり。はやくち。かん高くしゃべる。

叭:①口を開けたさま。②口から発せられる音や声の形容。

出典:「喇」 「叭」

やはり「読み」だけです。

なので、どの字を選ぶかは本来自由…

柯柯阿(カカオ)

でも、全体のバランスが

あった方がカッコイイですね。

(「可」がそろってる!)

また、普段使わないような

珍しい漢字もよく当てられます。

瓦斯(ガス)

読みもふつうと違ったり。

阿列布(オリーブ)

×ア ◎オ

万葉仮名と似ていますが、

訓読みは使いません。

また、中国で当て字されて

伝わったものも多いので、

「中国語読み」に由来するものも結構あります。

例)

檸檬 ⇒ ネイ・モウ

「レモン」

漢字の「意味」を当てる!

次に当て字の手法として使われるのが

翻訳して漢字の「意味」を当てる

という方法。

今度は反対に発音は無視します。

果蜜(シロップ)

七曜表(カレンダー)

でも、「音読み」で読み直すだけで

「和製漢語」になるものもあります。

原動機(エンジン)

⇒ 原動機付自転車!

金字塔(ピラミッド)

⇒ 金字塔を打ち立てる!

「読み」も「意味」も!!

そして、3つ目がハイブリッド。

単語の発音も意味も考慮して

漢字の「読み」と「意味」

両方を当てる方法です。

考えるのは大変ですが、

どちらかだけ当てるより

単語とマッチした印象になります。

<同時>

「具体的」

汁酢(ジュース)

混凝土(コンクリート)

型録(カタログ)

如雨露(ジョウロ)

「夜露死苦」のように

意味が抽象的なものも…

「抽象的」

我夢(ガム)

口楽(コーラ)

基本、「同時」に当てますが、

「併記」するものもあります。

<併記>

「具体的」

保齢球(ボーリング)

保齢(ボーリング)+球

「抽象的」

三明治(サンドイッチ)

三(サンドイッチ)+明治 

(「三」の形も意識!)

中国語の当て字には

このタイプのものが結構見られますね。

比萨饼:比萨(ピザ)+饼(餅)

= 「ピザ」

乒乓球:乒乓(ピンポン)+球

= 「卓球」

冰淇淋:冰(氷)+淇淋(クリーム)

= 「アイスクリーム」

ただ、中国語の場合は、

日本語のように単語全体では読まず、

漢字一字一字で読んで行くので、

「当て字」というよりは

「造語」よりになります。

コラム

①日中の当て字

漢字を当てているので

そのまま中国語にもなりそうですが

そうは行きません。

もちろん、

日中共通のも結構ありますが、

違うものも多いです。

例)

ピアノ

洋琴(日)  钢琴(中)

コーラ

口楽(日) 可乐(中)

何より、日本と中国では

「字体」が違いますからね。

鋼(日):钢(中) 

楽(日):乐 (中)

②当て字をもっと楽しむ♪

当て字をもっと楽しむ方法!

それは

「熟語や派生語にも使う!」

です。

「当て字」というと

どうしてもその一語の使用に

終始してしまいがちですが、

「組み合わせられるもの」も、

結構多いんですよ。

例)

亜馬孫熱帯雨林

亜馬遜電視(TV)

企業の方は「遜」

林檎汁酢・洋橙汁酢・檸檬汁酢

紅葉果蜜・風船我夢

等々

また、「文」として

実際に使ってみるのもいいですね。

那波里(ナポリ)を見て

威内斯(ヴェニス)に死す。

当て字を自作♪

さて、ここからは自作した

オリジナルの当て字

紹介して行きたいと思います。

愚味(グミ)

「ガムと違ってグミには

当て字がない」

植物の「茱萸(ぐみ)」

はあるけどお菓子のはない!

〜というわけで、

ひとつ作ってみました。

一見子供っぽい愚かな味。

まずいわけではないが、

どこか本物になれない味。

それをこの2文字で表現!

「愚味(グミ)」

カップ焼きそばのような、

また食べたくなる

「愚かな味わい」です♪

楽夢音(ラムネ)

「ぽん♪」という音が夏の風物詩。

「ラムネ」

語源自体は「レモネード」

由来しますが、

檸檬(レモン)は入ってないので、

子供の楽しさを表す字を選んで

当ててみました♪

「楽夢音(ラムネ)」

キラキラネームっぽいですけどね…(汗)

孤悲俺(カフェオレ):孤悲楽天(カフェラテ)

万葉仮名の「孤悲(恋・こひ)」

「コーヒー」に当て、

そこから「オレ(俺)」

「ラテ(楽天)」

抽象的な意味合いで当てて

ブレンド!

恋してるオレ

一人悲しく…でもどこか楽天的♪

恋のアンビバレンスを表しています。

コーヒー牛乳は恋や矛盾に

ピッタリの飲み物ですからね。

出逢うまで

孤独(ひとり)知らない

悲しさを…

俺はそれでも

楽天(たの)しく淹れる♪

ちなみに、「珈琲」の当て字ですが、

こちらのページが面白いのでどうぞ♪

四昭和(ハンバーガー)

スマホで見かける「三」

「ハンバーガーメニュー」と言います。

(むしろサンドイッチに見える…)

なので、

サンドイッチの

「明治」を「昭和」に変えば…

「三昭和(ハンバーガー)!!」

でも、「四」の方が

ハンバーガーっぽいんですよね。

「四昭和(ハンバーガー)」

やはり、「三」は

「サンドイッチメニュー」と呼ぶべき!

菓姫(ケーキ)

ケーキにもいい当て字がない。

そう思い「菓子の姫君」

「菓姫(ケーキ)」

と当て字。

音読みすると「カキ」

「ケーキ」になりませんが、

そもそもケーキ自体、

「Cake(ケイク)」

と発音がズレてるので、

当て字も意味を優先気味にしました。

それにこれなら、

「カキ食えば」とも掛けられますからね。

菓姫買えば 金が減るけど Birthday

もちろん、「ケーキ」と読ませるのが

通常仕様ですよ!

誕生菓姫♪

洞納糖(ドーナツ)

ドーナツの当て字は

砂糖天麩羅(てんぷら)…

何だかドーナツのキャラを

取り違えてるように感じたので、

「洞窟のような穴に納めた糖分」

「洞納糖(ドーナツ)」

と当て字。

ちなみに、

「ブラックホール」

「黒洞」なので、

「黒洞納糖」は「全て」を

呑み込むことになります。

粉粉阿(ココア)

柯柯阿(カカオ)を粉にしたものが

ココア。

そこで、「粉粉阿(ココア)」

と当て字。

でもこれだと「ココアパウダー」

粉粉阿粉……

粉まみれになっちゃいます…(笑)

茶粉冷糖(チョコレート)

チョコレートの当て字は

「猪口冷糖」

後半の「冷糖」はいいんですけど

チョコのイメージが足りない…

そこで、

「茶色い粉・冷えてる・甘い糖分」

「茶粉冷糖(チョコレート)」

と当て字。

これならイメージがわきますよね。

烏背鷺(オセロ)

囲碁は別名

「烏鷺(ウロ)の争い」

烏 = カラス(黒)

鷺 = サギ(白)

まさに酉年にふさわしい争いです。

さて、その白黒を背中合せに

「烏背鷺(オセロ)」

と当て字。

裏返すのは「背中」ばかりです。

裏場子(リバーシ)

オセロは別名

「リバーシ(裏返し)」

そこで、「場を裏返す一子」

「裏場子(リバーシ)」

と当て字。

ちなみに「子(し)*」

囲碁で碁石を数える単位です。

*ただし「子(もく)」が正式!

知恵主(チェス)

チェスの当て字は

「西洋将棋」

でもどこか味気ない。

そこで「知恵の主(ぬし)」

「知恵主(チェス)」

と当て字。

「主」もどことなく、

「駒」の形に見えますからね。

迎夢(ゲーム)

「夢を迎える」

それがゲーム!

これからの「VR」

正に「迎夢(ゲーム)」です!

「芸」を当てるのも手ですが、

「迎」の方が「辶」を取ると

「CP」に見えるので〜。

消し後夢(消しゴム)

ゴムの当て字は

「護謨」

でも消しゴムには合いません。

そこで、

「消し後夢(ゴム)」

「消した後にも夢残る」

と当て字。

鉛筆の 描いた夢を 消し去って

それでも残る 後夢の面影…

消せないものも

ありますからね…。

魚歌(ウォーター)

「訓読み」による当て字が

1つもないので、ひとつ。

「魚歌(うをうた)」

と書いて「ウォーター」

「魚心あれば水心」

…というわけではないですが、

「峰楽流魚歌」

ミネラルウォーターになります。

まとめ

【発音】

亜馬孫(アマゾン) 喇叭(ラッパ)

柯柯阿(カカオ) 阿列布(オリーブ)

瓦斯(ガス) 檸檬(レモン)

【意味】

果蜜(シロップ)

七曜表(カレンダー)

<和製漢語にも♪>

原動機(エンジン)

金字塔(ピラミッド)

【ハイブリッド】

<同時>

「具体的」

汁酢(ジュース)

混凝土(コンクリート)

型録(カタログ)

如雨露(ジョウロ)

「抽象的」

我夢(ガム)

口楽(コーラ)

<併記>

「具体的」

保齢球(ボーリング)

「抽象的」

三明治(サンドイッチ)

【オリジナル】

愚味(グミ) 楽夢音(ラムネ)

孤悲俺(カフェオレ)

孤悲楽天(カフェラテ)

四昭和(ハンバーガー)

菓姫(ケーキ) 洞納糖(ドーナツ)

粉粉阿(ココア) 茶粉冷糖(チョコレート) 

烏背鷺(オセロ) 裏場子(リバーシ)

知恵主(チェス) 迎夢(ゲーム)

消し後夢(消しゴム) 魚歌(ウォーター)

というわけで、今日はこの辺で。

それでは、また(への)/

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コメント♪

  1. ナカムラマサミ より:

    75歳になりますが
    頭のボーリングになります。

    • ぺのっぺ より:

      ナカムラマサミさん、コメントありがとうございます!(への)/

      保齢球の洒落、ド・ストライクです!
      私は最近、ボーリング行けてないせいか、スマホ置いた場所をよく忘れてしまいます…(のへ;)

      さて、補足・訂正までに1つ。
      「保齢球」…

      さらに調べたところ、どうやら中国語みたいです。(発音は「バオリン・チュウ」。「保齢」の部分が「ボーリング」の音写になってます。)

      むしろスポーツの和名としては、
      「十柱戯」
      という方が一般的みたいです。

      確かに、ボーリングは10本のピンを倒す遊戯ですからね。

      それにこちらの当て字の方がボーリングピンを表せてます。(その代わり、球を表せない…)

      iiii __________________ ぷ。

      ちなみに、「ボーリング」ですが、実は当て字以外にも、もう1つ文字遊びがあるんですよ!それがコチラ!

      ぷ。

      平仮名の「ふ(人)」と「゜(奥にある次の球)「。(今持っている球)」でボーリングの文字絵!ネットで見かけました。

      これを考えついた人はイラストのセンスがあると思います。丁度いいデフォルメ具合です。

      ぷ。

      ただ、ピンがなかったので、小文字の「i(ピン)」を4列足してみました♪

      iiii   ______________    ぷ。

      (横図なので、10本を4列で表現)

      これなら一目でボーリングだとピンと来ますよね /(のへ)

      以上、長コメント、お粗末様でした。